DeNAの林琢真選手(24歳)は、サヨナラ打を放ち、お立ち台で声を詰まらせました。8回には代走で登場し、見事な二盗を成功させ、延長10回の守備では三塁側カメラマン席に突っ込みながらファウルフライを好捕しました。その裏、一死二塁からは左中間にサヨナラ適時打を決めました。
試合後のお立ち台で、林選手は目を潤ませ、今年に懸ける思いをファンに語りました。
試合後のヒーローインタビューは以下の通りです。
-自身初のサヨナラ打。今の気持ちは?
今日は家族と祖父母が応援に来てくれました。祖母は体調が優れず、「これが最後の観戦かも」と言っていたので、良い結果を見せられて本当に良かったです。
-家族、特におばあちゃんの前で最高のパフォーマンスを見せましたね
そうなんです。そして、今年の年明けに祖父が亡くなりました。その祖父の分まで頑張るという気持ちでいます。シーズンは始まったばかりですが、これからも全力を尽くします。
-最後の二塁打について振り返ると?
毎日が最後の試合だと思ってグラウンドに立っているので、こうしてチームに貢献できたのは本当に嬉しいです。
-代走で登場してから盗塁を決め、10回表にはサードへのファインプレーもありましたね
守備と盗塁が自分の強みだと思っているので、そこでチームに貢献できるように常に心掛けています。
-3年目の今シーズン、どんな思いで試合に臨んでいるのでしょうか
毎試合、命を懸けて全力で挑み続けています。シーズンを通してそんな試合を続けていきたいと思います。
– チームのこれからに向けての意気込みをお願いします
チーム状況は決して良くないですが、まだ始まったばかりなので、ここから大逆転を目指して頑張ります。応援よろしくお願いいたします!