【日本ハム】新庄監督「しんじょう(心臓)に悪い試合」 二遊間「ガタピン」好連係で接戦制す

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日本ハムは早稲田大学出身の二遊間コンビ「ガタピン」の活躍により、接戦を制して首位オリックスにゲーム差なしの2位に迫りました。

試合は2回2死一塁で進行。8番遊撃手で「ガタシュー」の愛称を持つルーキー山県秀内野手(23)が粘り強く一、二塁間を破る右前打を放ち、好機を広げました。その流れを受けたのが、9番二塁手「ピン」の石井一成内野手(31)です。

先輩の石井選手は、「後輩がチャンスをつないでくれたので、より気持ちが入りました」と語り、同じく一、二塁間を破る決勝の先制適時打を放ちました。ちなみに、早実出身の清宮幸選手の内野安打が先制点のきっかけとなり、「“早稲田”で先制点って…よかったです」と周囲に言われたと笑顔で明かしました。

守備面でも「ガタピン」のコンビネーションは完璧でした。5回には遊ゴロ併殺、7回には二ゴロ併殺を完成させ、金村投手の完投勝利を支援。石井選手は守備でミスがあった山県選手をサポートし、5回の悪送球による失策や9回のライナー捕球失敗に対し、「次はゲッツーだよ」と声をかけ、集中を促しました。

新庄監督は試合後に取材には応じず、球団を通じて「しんじょう(心臓)に悪い試合でした。あとは選手に聞いてあげて」とコメントしました。公式戦で初めて組んだ「ガタピン」の二遊間コンビの活躍で、緊張感のある1点差ゲームを制しました。【木下大輔】

▷日本ハムの山県選手(5回にプロ初失策、セーフティースクイズ失敗もチームの勝利に貢献)「勝てたことが唯一の救いです。金村さんに感謝しています。次は自分が金村さんを勝ち投手にできるよう頑張りたいです」

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