Day: May 9, 2025

【DeNA】林琢真、涙のお立ち台「祖母の前で最後かも」サヨナラ打で感動、年始に祖父を見送る

DeNAの林琢真選手(24歳)は、サヨナラ打を放ち、お立ち台で声を詰まらせました。8回には代走で登場し、見事な二盗を成功させ、延長10回の守備では三塁側カメラマン席に突っ込みながらファウルフライを好捕しました。その裏、一死二塁からは左中間にサヨナラ適時打を決めました。試合後のお立ち台で、林選手は目を潤ませ、今年に懸ける思いをファンに語りました。試合後のヒーローインタビューは以下の通りです。-自身初のサヨナラ打。今の気持ちは?今日は家族と祖父母が応援に来てくれました。祖母は体調が優れず、「これが最後の観戦かも」と言っていたので、良い結果を見せられて本当に良かったです。-家族、特におばあちゃんの前で最高のパフォーマンスを見せましたねそうなんです。そして、今年の年明けに祖父が亡くなりました。その祖父の分まで頑張るという気持ちでいます。シーズンは始まったばかりですが、これからも全力を尽くします。-最後の二塁打について振り返ると?毎日が最後の試合だと思ってグラウンドに立っているので、こうしてチームに貢献できたのは本当に嬉しいです。 -代走で登場してから盗塁を決め、10回表にはサードへのファインプレーもありましたね守備と盗塁が自分の強みだと思っているので、そこでチームに貢献できるように常に心掛けています。-3年目の今シーズン、どんな思いで試合に臨んでいるのでしょうか毎試合、命を懸けて全力で挑み続けています。シーズンを通してそんな試合を続けていきたいと思います。- チームのこれからに向けての意気込みをお願いしますチーム状況は決して良くないですが、まだ始まったばかりなので、ここから大逆転を目指して頑張ります。応援よろしくお願いいたします!

【ロッテ】新入団選手立松由宇、落球や三振で苦いデビュー…吉井監督「次へのステップに」

ロッテは好機を生かすことができず、今季6度目の無得点試合を記録しました。5回には池田来翔内野手(25)が左翼フェンスに直撃する二塁打を放ち、犠打と高部の死球で1死一、三塁という絶好のチャンスを迎えました。しかし、2番の藤岡裕大内野手(31)の打球が二塁手へのライナーとなりダブルプレーに。三走の池田は三塁に戻りきれず得点に繋がらなかったのです。これに対し吉井理人監督(60)は、「あそこはゴロゴーの場面だった。判断が求められるプレーではあるが、こうしたところをしっかりしないとチームは強くなれない」と語りました。5回裏には、先発のオースティン・ボス投手(32)が1死二、三塁のピンチを迎えました。西武モンテルの打球が一塁側のファウルゾーンへ上がりアウトになるかと思われたものの、雨の影響で視界が悪く、プロ初先発のルーキー立松由宇内野手(26)が落球してしまいました。この後、ボスの暴投で先制点を許しましたが、ボスは雨の中で7回を投げ切り、5安打1失点と粘り強い投球を見せました。しかし、味方の援護がなく3勝目とはなりませんでした。立松選手は2失策と3三振という結果で、ほろ苦いスタメンデビューとなりました。「エラーの後、さらに緊張してしまった。打撃も後手に回って、自分らしいスイングができなかった」と振り返ります。吉井監督は「キャンプからキャッチャーばかりやっていて、ファーストの守備は少ないので、無理をさせてしまった。今日はノーカウントとし、次へのステップにしてほしい。失敗は我々の責任で、彼はこの経験から何かを学んで次に進んでほしい」と、立松選手をかばいました。

【日本ハム】金村尚真、ダルビッシュ以来の快記録 3戦連続完封逃すも1失点完投で3勝目

日本ハムの金村尚真投手(24歳)が、9回を投げ切り7安打1失点での完投勝利を収め、今シーズン3勝目を達成しました。これまでの2勝はいずれも完封勝利だったため、完封→完封→完投という形での3勝目となったのです。この快挙は、シーズン1勝目から3勝目までをすべて自分一人で投げ切って達成したとして、球団では2007年のダルビッシュ投手以来(完投→完投→完封)となります。 金村投手は、4月27日のロッテ戦で敗れた後、一度1軍から外れましたが、中11日での登板となりました。この試合では序盤からスプリットが低めに決まり、テンポの良い投球を披露しました。2回には楽天のフランコ内野手(32歳)、鈴木大地内野手(35歳)、村林一輝内野手(27歳)を3者連続で三振に仕留め、5回と7回には併殺でピンチを切り抜けました。 試合の終盤、1点差の9回には1死二、三塁のピンチを切り抜け、そのまま勝利を手にしました。新庄剛志監督(53歳)は試合後に「しんじょう(心臓)に悪い試合でした。あとは選手に聞いてあげて」とコメントしています。チームは引き分けを挟んでの2連勝となり、貯金を今季最多タイの「4」としました。

【広島】中村奨成、バウアーから3安打 新井監督「何かつかみかけているんじゃないか」

広島東洋カープは、中継ぎ投手陣が崩れて今シーズン4度目のサヨナラ負けを喫しました。1点リードの9回、栗林投手が同点に追いつかれ、8回2失点であった森下投手の4勝目は消滅しました。さらに、10回の延長戦では森浦投手がDeNAの林選手に決勝打を浴び、試合が決定的となりました。打撃陣は、前回の完投勝利を許したバウアー投手から末包選手の2ランホームランなどで3点を奪いましたが、9回無死三塁、10回無死二塁という得点機で無得点に終わったのが痛手でした。試合後、新井貴浩監督(48)は次のように語りました。 -栗林投手の投球について 新井監督:ここ数試合で徐々に良いピッチングができており、球の切れも戻ってきています。今日は結果が伴いませんでしたが、次回も頑張ってほしいです。 -打撃陣がバウアー投手から3得点したことについて 新井監督:前回の試合での反省を生かして、バッティングコーチやスコアラーとしっかりミーティングを重ねていた成果だと思います。 -初球から積極的な打撃について 新井監督:そうですね。前回の試合を踏まえ、各自が良い対応をしてくれていました。 -9回と10回の得点機で無得点に終わったことについて 新井監督:あの場面は非常に微妙な勝負でした。 -中村奨選手の3安打について 新井監督:中村選手は本当に良いプレーを見せてくれています。何かをつかみ始めていると思いますし、安定して良いスイングができています。今日も素晴らしいバッティングでした。 -森下投手が先制を許しながらも立て直したことについて 新井監督:しっかりと粘ってゲームをつくったと思います。次の登板も期待しています。

【中日】井上監督が新聞報道にメラッ「お得意の竜を退治…どうたら、こうたらと」/一問一答

9日の阪神戦が雨天で中止となり、中日の井上一樹監督(53)は前向きにその事態を受け止めた。チームは甲子園の室内練習場で調整を行った。以下は練習後の一問一答です。 -もう1日、休みが追加になりましたね。 9連戦も我々の仕事の特性みたいなものですが、(休みが)1日ではなくて2日に増えたことは確かですね。土のグラウンドで滑ってケガをするのが一番嫌ですから。それだけ故障者が増えている中で、中止はありがたいです。そういう意味での大きな決断です。 -高橋宏斗選手への期待はどのようなものですか? 1日ずれることで支障が出るとは思いません。彼自身、いつも「大丈夫」と言っています。前回のリベンジに燃えていると感じています。相手は村上ですね。どこかの新聞で「お得意の竜を退治」と書いてありましたが、私はあまり悪いイメージは持っていません。明日がデーゲームですしね。 -金丸選手を帯同させている理由は? 投球の有無に関わらず、まだまだルーキーですから、1軍の遠征に同行するのは初めてです。現地で学べることややりたいこともあるでしょうし。2軍も遠征中で、そこに置いておくよりは、一緒に連れてきた方がいいと思った次第です。彼もこちらの出身ですし、早く慣れてもらうためです。 -スライド登板についてどう考えていますか? 雨の影響で試合が順延される中で、スライドさせるかどうか悩む選手もいます。宏斗や松葉は飛ばしたくないですね。 -金丸選手について、高橋宏斗選手も3年前、試合に出なくても1軍について行かせましたが? 高橋の場合は高校卒業後で、金丸の場合は大学卒です。その差があります。当時は学ばせるための判断だったと思います。今はルーキーということで、一緒にいても調整は大丈夫かという部分もあります。しっかり様子を見て、目の届く範囲に置いておきたいですね。2カ月、3カ月、半年経ってからまた考えることになると思いますが、現時点ではまだ少し早いかもしれません。 -金丸選手は中10日、11日、12日と開けての登板ですが、どう考えていますか? 個人的には、あまり日程を空けすぎるのは好きではないですね。丁寧に、大事にというのは分かりますが、間を空けすぎるのは避けたいと思っています。 -東京ドームでの登板については? 天候の影響や、他の投手の状態も見つつ、間隔を10日か11日か、あるいは13日にするか決めていきます。 -可能性について それは、誰にでもあります。

【バレー】ショック!高橋藍所属のチャンピオン・チーム、サントリーから大切なメンバーが退団

バレーボールのSVリーグで初代チャンピオンとなったサントリーサンバーズは9日、前キャプテンであるセッターの大宅真樹(30歳)と、今シーズンのキャプテンであるアウトサイドヒッターの藤中謙也(31歳)の退団を発表しました。ポーランド出身のアレクサンデル・シリフカ(29歳)も契約満了となり、3名の大切なメンバーがチームを去ることとなります。   ◇   ◇   ◇大宅選手は2017年にサントリーサンバーズ(現サントリーサンバーズ大阪)に加入。2018年1月に前身のVリーグでデビューし、優れたプレーでベスト6や2年連続MVPを獲得。チームを4回のリーグ優勝に導き、2020-21年からの4シーズンはキャプテンを務めました。【大宅選手のコメント】(原文まま)サントリーサンバーズ大阪への日頃の応援、ありがとうございます。今シーズンを最後にサンバーズを退団することになりました。特にこの7年間は私にとって貴重な財産であり、バレーボール人生の大きな支えとなる時間でした。リーグや天皇杯、黒鷲旗での優勝、さらにはアジアでの優勝、そして世界で3位になれたことなど、誰もが成し遂げられるわけではない結果を達成できました。サンバーズで世界一を目指すことができないことが唯一の心残りですが、絶対にサンバーズが世界一のクラブになると信じ、陰ながら応援しています!サンバーズが世界一のチームになるまで、ファンの皆さんと共に応援していきましょう!少しでも私のことを思い出しながら、これからも応援いただけると嬉しいです。本当にありがとうございました。藤中選手は2015年12月に内定選手として加入し、2016-17年には最優秀新人賞を受賞。2018-19年からは2シーズン、そして今シーズンはキャプテンとしてチームに貢献し、在籍期間中に4回のリーグ優勝に寄与しました。【藤中選手のコメント】(原文まま)この度、長期間在籍したサンバーズを退団することとなりました。思うように結果が出なかった時期からリーグ優勝、世界3位など、多くの経験を通じて成長させてもらったチームを離れることに寂しさがありますが、新しい一歩としてこれまでの経験や技術を活かし、さらに成長していきたいと思います。苦しい時も嬉しい時も共に歩んでくれたファンの皆さん、パートナー企業様、本当にありがとうございました。サントリーは、昨年秋に開幕した新リーグでレギュラーシーズン2位を獲得し、プレーオフを勝ち抜いて初代チャンピオンに輝きました。チームには日本代表の高橋藍選手などが所属しています。

清原和博氏が坂本勇人を称賛「かなり技術のあるバッティング。さすが」第1打席で左翼線二塁打

西武や巨人で通算525本塁打を記録した清原和博氏(57)が、9日に開催されたヤクルト-巨人戦(神宮)でテレビ解説を担当しました。坂本勇人内野手(36)は、第1打席で左翼線に見事な二塁打を放ち、同じ右打者として清原氏も彼の打撃を称賛しました。坂本は「7番・三塁手」としてスタメン出場し、2回1死、1ボールからヤクルト高梨投手の内角高めのカーブを左翼線に運びました。清原氏は、「かなり技術のあるバッティングでした。ストレート系の球を待っていたと思うんですけど、高めに抜けた変化球をうまく捉えました。普通の打者ならファウルになってしまう球でしたが、彼は上手に打ちましたね。さすがです」と賛辞を贈りました。今シーズンで19年目を迎えた坂本選手は、開幕から11試合で打率1割2分9厘、打点2と不調が続き、4月15日に出場選手登録を抹消されました。昨年6月以来のファーム調整を経て、7日の阪神戦(東京ドーム)から一軍に復帰しました。また、巨人は岡本和真内野手(28)が「左肘の靱帯損傷」で離脱し、全試合3番で出場してきた吉川尚輝内野手(30)が第92代の4番に座りました。その選手起用について、第64代4番の清原氏は「阿部監督の考えなんでしょうけど、思い切った考えですよね」とコメントしました。

【阪神】外野手登録は森下、近本、前川の3名のみ…捕手が4人も登録された理由とは?

9日に予定されていた阪神-中日戦(甲子園)は、悪天候のため中止となりました。阪神タイガースは当日、島田海吏選手(29)の一軍選手登録を抹消しました。一時的な措置ではありますが、これにより外野手の登録は森下翔太選手(24)、近本光司選手(30)、前川右京選手(21)の3人だけとなりました。一方、捕手は梅野隆太郎選手(33)、坂本誠志郎選手(31)、栄枝裕貴選手(26)、中川勇斗選手(21)の4人が登録されています。捕手の登録人数が外野手より多いという珍しい状況になっています。実際のところ、中川選手は打撃力が評価され、外野手として出場する可能性が高いです。また、同日に登録されなかった高寺望夢内野手(22)も一軍に合流しており、中川選手と同様に、登録外の外野手として出場する可能性があります。

ヤクルトの内山壮真、プロ初の4番スタメン 山田は8番・武岡がスタメンでベンチスタート

ヤクルトの内山壮真捕手(22)がプロ入り5年目で初めて4番を任されました。今季4試合目のスタメンで「4番右翼」に配置されました。内山選手は、これまで20打数5安打1打点で打率は2割5分。5月に3度の完封負けを経験したチームの打線は低調で、ここで一新されました。山田選手はベンチスタートし、8番二塁には武岡選手が起用されました。■ 先発オーダーは以下の通りです1(中)岩田2(左)サンタナ3(三)茂木4(右)内山5(一)オスナ6(捕)古賀7(遊)赤羽8(二)武岡9(投)高梨

【陸上】柳田大輝、追い風参考も9秒95で優勝 守祐陽も9秒97/関東インカレ

昨夏のパリオリンピック(五輪)400メートルリレー代表の柳田大輝(21=東洋大)が追い風4・5メートルの参考記録ながら、9秒95で制した。追い風参考記録での9秒台は、昨年6月の日本学生個人選手権に続き、自身2度目。電光掲示板にタイムが表示されると、スタジアムからはどよめきが起こった。この日は男子100メートル2部決勝でも、守祐陽(大東文化大4年)が追い風3・9メートルの参考記録ながら9秒97を記録。柳田は「2部で守くんが9秒台を出した。それを超えたいと思ったので、超えられて良かった」と笑みを浮かべた。公認記録での自己ベストは10秒02。「追い風参考で9秒台が出た。やることをやっていたら、いつか公認記録でも(9秒台を)出せる」と自信を口にした。パリ五輪イヤーとなった昨季は100メートル代表の有力候補に挙げられながら、最終選考会となった6月末の日本選手権は3位。出場権獲得ラインの2位には、同タイム着差ありで及ばなかった。雪辱に燃える今季は、9月の世界選手権東京大会100メートルの参加標準記録(10秒00)突破を狙う。3月にオーストラリアで2レースをこなし、4月の日本学生個人選手権では10秒09をマークしていた。