千賀滉大、6回無失点で4勝目「春先は耐えながら」 防御率1・16は山本由伸に次ぐリーグ2位

0
202505080000136-w500_0

メッツの千賀滉大投手(32歳)は、6回を無失点に抑え、2安打、5四球、4奪三振の好投で今季4勝目(2敗)を挙げました。

初回に先頭打者を四球で歩かせたものの、その後はしっかりと抑え、無失点でスタートしました。

2回には1死一塁から左中間への二塁打を打たれましたが、メッツ守備陣の素晴らしい中継プレーで生還を阻み、無失点で切り抜けました。

続く3回では無死から連続四球でピンチを招きながらも、落ち着いて対処し、犠牲バントの失敗と二ゴロで併殺に打ち取りました。

千賀は4回と5回で本来のリズムを取り戻し、三者凡退に抑えました。

チームが1点を先行した直後の6回では、先頭打者に内野安打を許しましたが、後続を断ち切りました。

メッツは7回に2点を追加し、千賀は3点リードした状況で救援陣に交代しました。

この日千賀が投じた球数は89球でした。

彼の防御率1.16は、ドジャースの山本由伸投手(26歳)の0.90に次いでリーグ2位という好成績を記録しています。

千賀は3回までに5四球を出す苦しい展開でしたが、その後はしっかりと修正し、試合を壊さずに終えたことに安堵した様子でした。「自分の中でうまくいっていないパターンがあると思いましたが、試合を崩さずに終わることができてホッとしています」とコメントしました。

前回登板の前に発熱等の症状で体調を崩し、体重が3キロ以上減ったこともあったそうですが、6回をしっかり投げ切りました。「スピードを出そうとすると力んだり、バランスが崩れて力が入らない感覚がありますが、一度崩れるとなかなか立て直すのが難しい。春先は耐えながらという感じです」と振り返りました。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *