ベンゲル氏が攻撃優位へオフサイドルール変更を提案、手や足が出ていても体が並んでいればOKに** **

0
202505080000040-w500_0

**

国際サッカー連盟(FIFA)の競技普及を担当するグローバル・フットボール・デベロップメント部門の責任者で、元アーセナル監督でもあるアーセン・ベンゲル氏(75)が、攻撃側の選手に有利となるようにオフサイドルールの改正を提案しています。このニュースは英BBCによって報じられました。

現在のルールでは、手や足の一部が最終ディフェンダーより前に出ている場合、オフサイドとされています。しかし、サッカーの魅力であるゴールシーンをより多く生み出すために、相手選手と体が同一線上にあれば、身体の一部が出ていてもオンサイドと見なすべきとの意見を述べました。

ベンゲル氏は、「選手が同じライン上にいればオフサイドにはならないと決めました。わずかな差でも、疑わしい場合には攻撃側が有利になるということです」と発言しました。そして、「VARによる利点は小さくなります。多くのファンが、ゴールが取り消される度にフラストレーションを感じていました」と、現在の厳格なルールが多くのゴールを無効にしていることへの懸念を表明しました。

ルールを管轄するスポーツ法制機関、国際サッカー評議会(IFAB)は、FIFAが提案した試験導入に3月の年次総会で同意しています。この新オフサイドルールは、イタリアのユース大会で試験されており、最終決定は2026年になる見込みです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *