ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、2試合連続で特大10号ソロホームランを放ちました。
第3打席では、1-2の5回無死で左腕のベネジアーノと対戦。初球の内角スライダーを完璧に捉え、右翼席の上段まで運びました。飛ばした打球の速度は時速109マイル(約175キロ)、飛距離は403フィート(約123メートル)、角度は33度でした。
試合は延長10回タイブレークでサヨナラ負けをしましたが、大谷は7回にも同点二塁打を放ち、5打数2安打1本塁打2打点で打線をリードしました。
【大谷の一問一答】
-T・ヘルナンデス選手のケガについてのプレッシャーはありますか?
もちろん全員が最後までケガなく続けられるのが一番ですが、長いシーズンでは避けられないことがあります。今日はなんとか勝ちたかったですが、最後は悔しい結果に。もっと早めに攻めて得点できていれば、違った試合展開になっていたかもしれません。
-スイングの感触はどうでしたか?
理想としてはバランス良く立ち、自分の体に任せることです。毎回そうとは限りませんが、状況に応じてセンターを狙うか引っ張るか工夫すれば、ヒットの確率が上がると思います。
-「ああしとけば良かった」という打席はありましたか?
最後の打席(9回2死で一ゴロ)では、出塁を重視することも考えるべきでした。もちろん、長打が出れば理想的ですが、出塁でも十分です。2アウトなので振りたくなりますが、丁寧に打席を作るのも間違いではなかったと思います。
-今日のホームランで理想に近づく実感はありますか?
毎回あのようなホームランが打てるわけではありません。求め過ぎると打撃の幅が狭くなるので、ホームランになるようなスイングは心掛けています。ただ、距離は関係ないです。良い打撃をすれば、自然とホームランになるようなボールが増えると思っています。