** 【西武】西口監督、先発投手の心意気を上田大河に説く – 10失点を乗り越えて **

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西武ライオンズの西口文也監督(52歳)は、5回終了後に10失点で降板した上田大河投手(23歳)の左頬に触れながら、励ましの言葉をかけました。
「初回に4失点し、マウンドから降りる時に下を向いていましたが、そういう時はたとえ失点しても、堂々とマウンドを降りてきて欲しかった」と西口監督は語りました。
また、「10失点しても、マウンドから降りてくる姿が元気なければ意味がない。何点取られようとも、堂々と戻って来いと伝えました」と続けました。
4回終了時で6失点。しかし、「相手にどのように立ち向かうかを見たい」との思いで、5回も上田を続投させました。その際にも「5回は3者凡退で抑えて堂々と戻って来い」と伝えましたが、先頭打者への四球からさらに4失点し、堂々と戻ることは叶いませんでした。
上田選手は二軍で再び調整に入ります。この厳しい現実を受け止めつつも、「また下でもしっかり先発としてやって欲しい。今日の試合では、もっと開き直って攻めていければ良かったかもしれない」と西口監督はコメントしました。
囲み取材が終わった後も、監督は「上田の顔を見て、このような状況に心が痛む」と肩を落とす様子でした。しかし、戦いはこれからも続きます。【金子真仁】
上田選手は、「初回からの結果で堂々とできなかったが、西口さんには下を向かずに堂々と投げるよう励まされました」とコメントしています。