Day: May 6, 2025

** ドジャース、主力にアクシデント発生もブルペンデーで勝利 大谷翔平は「伝説の地」で9号2ラン **

** ロサンゼルス・ドジャースはマイアミ・マーリンズに勝利を収めました。ドジャースはこまめに得点を重ね、1回にはテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の適時二塁打で先制しました。3回にはフレディ・フリーマン内野手(35)が7号2ランを放ち、追加点を得ました。5回には金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)がメジャー初安打を記録し、続いて大谷翔平投手(30)が9号2ランを放ってマーリンズを突き放しました。この試合はブルペンデーで、先発のジャック・ドライヤー投手(26)が1回1/3を無失点に抑えました。2番手のベン・カスペリアス投手(26)が4回を1失点のロングリリーフで好投。その後もアレックス・ベシア投手(29)、エバン・フィリップス投手(30)、タナー・スコット投手(30)らのリレーでリードを守り切りました。大谷翔平は第5打席までで、見逃し三振、四球、右越え本塁打、左飛、空振り三振を記録し、今季10盗塁目となる二盗も成功させました。彼は23年のWBC優勝や昨シーズンの「50-50」を達成した球場で再び輝きました。また、T・ヘルナンデスは左ハムストリングの張りで4回の守備からベンチに退きました。【大谷翔平ライブ速報】はこちら>>--

大谷翔平のホームランボール、ブルペンスタッフがキャッチし大盛り上がり「かわいい」「大興奮」

ロサンゼルス・ドジャースのエース、大谷翔平投手(30)が放った第9号2ランホームランが、ブルペンにいたスタッフによって見事にキャッチされました。 この素晴らしい一撃は、試合が3-0とリードする5回無死二塁の場面で、対戦相手のアルカンタラ投手の投げた97.7マイル(約157キロ)の速球を完璧に捉えたものでした。大谷選手の打球は右翼ブルペンに飛び込み、スタッフの着用していたグラブに向かってきました。スタッフは右手を伸ばしてキャッチし、ブルペン内はまるで祭りのような賑わいを見せました。 この打球の速度は117.9マイル(約190キロ)、飛距離は386フィート(約118メートル)、打球の角度は20度とされています。 この出来事はSNSでも大きな話題となり、「これはすごい」「かわいい」「大興奮した」といったコメントが多数寄せられました。

【動画】大谷翔平が9号ホームランを右翼に放つ ブルペンスタッフも捕球して大盛り上がり

MLB公式のつぶやきから 大谷翔平、50/50クラブを達成した後、初めてのマイアミでの試合。 疑いの余地はありましたか? pic.twitter.com/1temaXeRdv— MLB (@MLB) 2025年5月5日

【井上尚弥独占手記】対戦相手を挑発しない理由 ボクシングを親御さんが「やらせたい」競技に

【ラスベガス(米ネバダ州)4日(日本時間5日)=藤中栄二】ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が、WBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)を8回0分45秒、TKOで撃破した。聖地ラスベガスのビッグ会場となるT-モバイルアリーナでメインイベンターを務め、世界戦KO勝利を歴代最多の「23」とし、4団体統一王者として歴代タイの4度目防衛に成功。区切りのデビュー30連勝を飾った世界注目の「モンスター」が本紙に手記を寄せた。   ◇   ◇   ◇約4年ぶりのラスベガスは本当に最高の舞台になりました。T-モバイルアリーナのリングから見た景色、ボクシングの本場でこれだけ多くの方が集まってくれたことに感動しました。このリングに立てたのはパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)の上位にいたことが大きいと思っています。5位以内は自分以外、重量級の世界王者たちが並びます。そこに軽量級の自分が入っていることは誇りです。重量級と比較されても色あせないKOシーンや試合内容を見せてきた証拠だと思っています。PFPはテクニックがあるだけで認められるランキングではないと感じます。今の自分のスタイルがラスベガス、米国ファン好みの試合なのだろうと想像しています。「ここぞ」というところで、いかに試合を盛り上げることができるか。もちろん勝負の世界。盛り上げることを考えて戦うわけではないですが、そういう部分も兼ね備えて認められるもの。それを自分が自然とできていることが大きいと思っています。 重量級と遜色ない報酬や契約を結んでいることも軽量級の価値を上げていると自負しています。しっかりと結果を残せばMLB、NBAなど米国で人気の他競技と変わらない、いや結果次第ではそれ以上の対価が得られるという競技に変えられることができていると思っています。プロを目指すキッズたちが「こうなりたい」と思えるような位置までようやく到達してきたのかなと。ボクシングは大けがをするリスクも高い。決して甘い気持ちではできないですが、親御さんがボクシングをスポーツとして認め、習わせたいという競技にできているのかなという思いです。自分が試合前に対戦相手を挑発したり、あおったりする発言をしないのはなぜか? もちろん挑発されたらイラっとしますが、自分からはやりません。それは公の場に出て、殴り合ってけんかして…、それを見た親御さんがボクシングをやらせたいと思うのかと。小学生のうちから英才教育し、格闘技の中でもボクシングをやらせたいと思えるスポーツ競技になってきたのは本当に良いことです。自分がプロデビューした時は「具志堅(用高)さんの記録を超す」とボクシング界に残っている記録を追い抜くことが目標でした。もしデビュー当時の自分がPFP1位になりたいと言ったら鼻で笑われ、PFPって何?と言われていたかもしれません。それが今、自分が2階級で4団体統一し、PFP1位となり、デビューした選手たち、キッズたちが「PFP1位になりたい」「4団体統一したい」と言う時代になりました。自分は誰も行ったこともない領域に進むことのやりがいはすごくあります。上り詰められるところまで上り詰めたいです。それが日本のボクシング界のためになると信じています。今年3月の年間表彰式で、中谷潤人選手に「1年後、東京ドームでボクシングを盛り上げましょう」と伝えました。国内外のファンが求めている戦い、両者が望んでいる試合です。本人不在のところで名前を出すより、2人そろって正式な場で発言することが試合実現に向けて走りだすと思ったからです。盛り上がりも違いましたね。しかし、そこに到達するまでの道のりには高い壁があります。 1年後の約束なんて、お互いに100%確約されていないのは事実です。それでも周りが期待する、注目する試合だからこそ進めていかなくてはいけないです。この勝者がその後の日本のボクシング界を引っ張っていくはず。それが井上尚弥だ、というところを証明したいです。約4年ぶりのラスベガスの試合に向け、常に自分が練習に集中できるように協力してくださった大橋会長をはじめ、大橋ジムの全選手、スタッフのみなさまにも感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん公私においてサポートしてくれたトレーナーの父をはじめ、家族にも感謝します。本当にありがとうございました!(4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥)◆井上の世界戦記録 通算KO数の23KOはジョー・ルイス(米国)を抜き歴代トップ。5位以内の現役は井上とゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の2人のみだ。連勝は25となり、フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)らと並ぶ歴代3位。ルイス、フロイド・メイウェザー(米国)が26連勝で1位。通算勝利は25勝でオスカー・デラホーヤ(米国)らと並ぶ5位。チャベスが31勝で1位。オマール・ナルバエス(アルゼンチン)が28勝で2位。ルイス、メイウェザーが26勝で3位にいる。国内ではこの全項目で1位。18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本男子歴代1位の国内最短KO記録。◆パウンド・フォー・パウンド(PFP) 米老舗専門誌「ザ・リング」が選定する、異なる階級の選手を体重差がなかったとして比較した現役最強王者を示す称号。1940~60年代にミドル級などで活躍した「拳聖」シュガー・レイ・ロビンソン(米国)をたたえる造語として誕生◆井上尚弥(いのうえ・なおや) 1993年(平5)4月10日、神奈川・座間市生まれ。父真吾氏の影響で小学1年から競技開始。高校時代にアマ7冠。12年7月にプロ転向。14年6月、6戦目でWBC世界ライトフライ級王座を奪取。14年12月、8戦目でWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し2階級制覇。18年5月、WBA世界バンタム級王座を獲得し3階級制覇。19年5月にIBF同級王座、同年11月、WBSS同級制覇。22年12月、史上9人目の4団体統一王者に。23年7月にWBC、WBO世界スーパーバンタム級王座を獲得して4階級制覇。同12月に史上2人目となる2階級での4団体統一に成功。身長164・5センチの右ボクサーファイター。井上尚弥まさかのダウンも8回TKO勝利 11連続KOで世界新 聖地ラスベガスで30連勝/ライブ詳細

井上尚弥、名古屋で9月に統一戦!首都圏以外で初の世界戦、新オープンの「IGアリーナ」での開催が最有力

日本が誇る4団体統一スーパーバンタム級王者、井上尚弥(32=大橋)が、初めて名古屋での決戦に臨むことが5日に明らかになりました。9月14日、名古屋でWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との統一戦に挑むことが決定しました。今年7月にオープンする「IGアリーナ」が最も有力な開催地とされています。井上にとって、首都圏以外での初の世界戦となり、4団体統一王者としての防衛記録を更新する重要な一戦です。   ◇   ◇   ◇ラスベガスに次ぐ舞台は名古屋。井上の世界戦が首都圏を超えて初めて名古屋で開催されます。今年7月に開業する「IGアリーナ」が最有力の会場候補。井上と大橋ジムはスポンサーであるNTTドコモとの協力を得て、名古屋の舞台での戦いに挑むことになります。大橋ジムは6月に初めて大阪でもイベントを開催し、エディオンアリーナ大阪で自主興行のフェニックスバトルを行います。全国の主要都市でイベントを行う長期計画を進めており、名古屋での井上の世界戦開催にも前向きです。ジム関係者は、「IGアリーナでの開催交渉は進行中です」と述べました。自然を取り入れたデザインが印象的なこのアリーナは、観客席が4階まで広がっており、最大1万7000人を収容できます。3階には1000席のスイートルームが設けられており、貴賓席も完備されています。センターには日本でも珍しい360度から見やすい八角形のビジョンを設置。まさにグローバルアリーナと呼ぶにふさわしい会場です。ラスベガスでは、4団体統一王者として4回目の防衛を成功させ、サウル・アルバレス(メキシコ)の歴代最多防衛記録に並びました。今回の名古屋での勝利が、歴代1位の大記録となります。アフマダリエフも実力者であり、この対戦は大いに注目を集めています。◆IGアリーナ 愛知県体育館としての伝統を受け継ぎ、名古屋市の名城公園に建設されました。収容人数は1万7000人で、25年7月にオープン予定。大相撲名古屋場所のほか、有名アーティストのライブも予定されている話題のスポットです。◆井上尚弥(いのうえ・なおや) 1993年4月10日、神奈川・座間市生まれ。ボクシングを始めたのは父親の影響によるもので、小学1年生から競技を開始しました。高校時代にはアマチュアで7冠を獲得し、2012年にプロへ転向。14年6月にWBC世界ライトフライ級王座を獲得、以降4階級制覇に成功。23年にはWBC、WBO世界スーパーバンタム級王座を獲得し、史上2人目の2階級での4団体統一王者となりました。身長164.5センチの右ボクサーファイターです。

特別な場所に再訪した大谷翔平 50-50の偉業達成を振り返るロバーツ監督の想い

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が、彼のキャリアにおいて特別な意味を持つ場所に再び足を運びました。フロリダ州マイアミに位置するマーリンズの本拠地、ローンデポ・パークは、大谷が昨年9月19日に「50本塁打&50盗塁」を達成した舞台です。さらに、2023年3月にはここでワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が行われ、大谷は二刀流で日本代表を世界一に導く活躍を見せました。この特別な場所について、ドジャースのロバーツ監督は、マーリンズ戦の試合前に大谷の偉業を振り返り、「昨年ここでの夜は、私たち全員にとって忘れられないものでした。ショウヘイが成し遂げた偉業は、彼だけでなく、チームメイトや応援する全ての人にとって心に刻まれるものです。だから、ここローンデポ・パークは彼にとって特別な場所であり続けるでしょう」と述懐しました。その試合で大谷は、6打数6安打、10打点の大活躍を見せました。ロバーツ監督は、当時の様子を振り返りつつ、「相手チームは敬遠も考えたでしょうが、マーリンズの監督(当時)がショウヘイに勝負を挑んだことは賞賛に値します。そして彼が逆方向にホームランを打ち、私たちのベンチを見た瞬間は、本当に印象的でした」と、その歴史的瞬間を思い起こすように語りました。

久保建英、ビルバオとの対戦で7回のファウルを受け、キャリア最多タイを記録 今季のファウル数はビニシウスに次ぐ2位

スペインの日刊紙ムンド・デポルティボ電子版によると、レアル・ソシエダードに所属する日本代表のMF久保建英(23)は、ビルバオとのバスクダービーで受けたファウル数が、スペインでのキャリア最多タイとなりました。久保は4日に行われたホームでのリーグ第34節ビルバオ戦(0-0)に先発し、4-3-3の右ウイングとしてプレーしました。ビルバオは久保を警戒し、彼が突破を試みるたびに厳しいマークをつけました。その結果、82分間の出場で、前半に4回、後半に3回の合計7回のファウルを受けました。ムンド・デポルティボによれば、この数字はマジョルカ時代の22年2月26日のバレンシア戦(0-1)と並び、スペインでのキャリア最多の被ファウル数です。しかしながら、久保はビルバオの守備陣に対抗し続け、14回のデュエル(空中戦は含まず)のうち11回勝利し、試合後には今季9度目のマッチMVPに選ばれました。スペイン紙アスが提供したデータによると、久保は今季のスペインリーグで合計65回のファウルを受けており、これはリーグでヘタフェのナイジェリア人MFウチェと並び2番目に多い記録です。これを上回るのはレアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(67回)のみです。(高橋智行通信員)

大谷翔平、伝説の球場で今季10盗塁目を達成 フリーマンの2ランホームランで得点

ドジャースの大谷翔平選手(30)は「1番DH」として試合にスタメン出場しました。最初の打席は、無死でアルカンタラ投手と対決し、カウント2-2から内角の98.9マイル(約159キロ)のボールで空振り三振となりました。第2打席では1-0の3回1死から、フルカウントとなり低めのチェンジアップを見極め、四球で出塁。その後、ベッツ選手の初球でスタートを切り、今季10個目の盗塁を成功させました。さらに、2死二塁からフリーマン選手の7号2ランホームランでホームに戻りました。この試合が行われたローンデポパークは、2023年WBCで優勝し、昨季「50-50」を達成した名スタジアムです。今季の大谷選手は試合前時点で、打率.293、8本塁打、11打点、9盗塁と好調を維持しており、OPS(出塁率+長打率)は.965という成績を残しています。