久保建英、ビルバオとの対戦で7回のファウルを受け、キャリア最多タイを記録 今季のファウル数はビニシウスに次ぐ2位

スペインの日刊紙ムンド・デポルティボ電子版によると、レアル・ソシエダードに所属する日本代表のMF久保建英(23)は、ビルバオとのバスクダービーで受けたファウル数が、スペインでのキャリア最多タイとなりました。
久保は4日に行われたホームでのリーグ第34節ビルバオ戦(0-0)に先発し、4-3-3の右ウイングとしてプレーしました。ビルバオは久保を警戒し、彼が突破を試みるたびに厳しいマークをつけました。その結果、82分間の出場で、前半に4回、後半に3回の合計7回のファウルを受けました。
ムンド・デポルティボによれば、この数字はマジョルカ時代の22年2月26日のバレンシア戦(0-1)と並び、スペインでのキャリア最多の被ファウル数です。
しかしながら、久保はビルバオの守備陣に対抗し続け、14回のデュエル(空中戦は含まず)のうち11回勝利し、試合後には今季9度目のマッチMVPに選ばれました。
スペイン紙アスが提供したデータによると、久保は今季のスペインリーグで合計65回のファウルを受けており、これはリーグでヘタフェのナイジェリア人MFウチェと並び2番目に多い記録です。これを上回るのはレアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(67回)のみです。(高橋智行通信員)