「シダマツ」志田&松山ペアが誓う「バドミントン選手としてここに立っている、ジャパンオープン初優勝」

「シダマツ」の愛称で親しまれているバドミントン女子ダブルスの志田千陽(28歳)と松山奈未(26歳)のペア(再春館製薬所)が、7月に東京体育館で開催されるジャパンオープン(15~20日)での初優勝を決意しました。
6日、彼女たちは東京都内で行われた会見に出席しました。そこで、松山選手は「国内での国際大会でまだ優勝がないので、優勝を目指し、ファンの皆さまに楽しんでいただけるように全力を尽くします」と意気込みを語り、志田選手は「何年もベスト8で足踏みしていました。今年こそシダマツとしてジャパンオープンで優勝を狙います」と力強く誓いました。
昨年のパリオリンピックでは銅メダルを獲得し、今年の3月には全英オープンで3年ぶりに2度目の優勝を果たしました。また、4月のアジア選手権でも準優勝に輝きました。
彼女たちの人気は、オリンピックを機に急上昇しています。ジャパンオープンでも多くのファンの来場が期待されています。
志田選手はインスタグラムで108万人のフォロワーを持ち、「プレー以外のコメントも多いですが、私はバドミントン選手としてここに立っています。今までプレーを見たことのない方にも見ていただける機会が嬉しいです。選手として認められ、応援してもらえる姿を見せたいです」と心境を語り、松山選手も「バドミントンをまだ観たことがない人にも興味を持ってもらえることが、私たちにとっても日本のバドミントン界にとっても良い影響を与えると思います。楽しんでいただけるプレーを目指します」と思いを込めました。
彼女たちの次なる目標は8月下旬にフランス・パリで行われる世界選手権での初優勝です。今月20日から始まるマレーシアマスターズなどで3週連続で国際大会に出場し、試合感を養う予定です。松山選手は「ケガをすることなく、どれだけ良い状態で試合に臨めるかを大切にし、その3週間を乗り越えて、世界選手権へ向けた良いステップを築いていきたい」と語りました。