井上尚弥からダウンを奪ったカルデナス「安易な対戦ばかりなら、無敗記録なんて無意味だ」

4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32=大橋)は、日本時間で5日にあたる4日、ボクシングの聖地ラスベガスで11連続KO勝利を果たしました。相手はWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=アメリカ)で、試合は8回TKOでの勝利となりました。
試合翌日の日本時間6日、挑戦者のカルデナスは公式インスタグラムを更新し、「勝利は得られなかったが、多くの人々の心を動かすことができたことに感謝しています。これがボクシングの本来あるべき姿だと思います。安易な相手とばかり戦うなら、無敗という記録にはあまり意味がない。すぐに戻ってきますが、目標は一切変わりません。世界タイトルを目指します!」とコメントしました。
彼の投稿に対しては、試合中に井上からダウンを奪ったことなどが称賛され、「新たなファンが増えた!」「ボクシングファンのために全力を尽くしてくれてありがとう!何も恥じることはない。しっかり休んで、また会おう!」「素晴らしいプレイだった!」「誇りに思う。次が楽しみだ」など、多くの激励の声が集まりました。