Day: May 4, 2025

【データ】阪神の選手が打撃部門を総なめ!複数選手によるタイトル獲得は球団初の快挙 過去にはバースの三冠王のみ

阪神タイガースの外野手、森下翔太選手(24)が3号ソロホームランを含む4打数2安打で打率を3割1分7厘に上昇させ、今シーズン初めてリーグの打率トップに踊り出ました。初回に左前打を放ち、4回には左翼越えのホームランを打ちました。安打数も巨人の吉川選手と並び、リーグ最多の38安打となっています。試合は惜しくも敗北し首位から陥落しましたが、4番打者の佐藤輝明選手も打点と本塁打でトップに立ち、阪神の選手が打撃の主要3部門を独占しています。さらに盗塁を含めれば、野手の5部門でトップに阪神の選手が名を連ねています。5日からは9連戦の最終カードとなる首位巨人との3連戦(東京ドーム)が行われ、強力打線がライバルチームに挑みます。   ◇   ◇   ◇▼阪神の選手たちが、打率、安打、本塁打、打点、盗塁の5部門でトップの座に立っています。これまでの歴史の中で、この5部門すべてで阪神選手がタイトルを獲得したことはありません。もし全5部門でタイトルを獲得すれば、それは球団史上初の快挙となります。1937年(昭和12年)の春には、安打を除いた4部門でタイトルを獲得したことがありますが、当時は最多安打がタイトルとして認定されていなかったため、松木謙治郎選手が安打トップで終えたものの表彰の対象外でした。また、2リーグ制以降においては、バース選手が1985年と1986年に打撃3部門である打率、打点、本塁打でタイトルを獲得した三冠王の実績のみです。複数の選手によって3部門のタイトルを獲得することは、2リーグ制後では球団初の快挙となるでしょう。

【RIZIN】ホリエモンこと堀江貴文氏、金ピカ衣装で登場し、会場で演歌を熱唱

実業家として知られるホリエモンこと堀江貴文氏(52)がRIZINイベントに特別参加しました。イベントの前半が終わると、堀江氏は金色のジャケットを身にまとい登場し、観客を驚かせました。独特の雰囲気の中、彼はリングに上がり、演歌デビュー曲「チョメチョメ」を情熱的に歌い上げました。SNSでは様々な反応が見られました。「RIZINで何してるんだ」「ちょっと滑ってて恥ずかしい」といった批判的な意見がある一方で、「ホリエモンのチョメチョメには笑った」「彼のメンタルには驚かされる」「会場が盛り上がったよ」といった歓迎の声も寄せられました。

【巨人】岸田行倫の今季初ホームラン、必死の活躍でチームをリード 甲斐の配球を参考に、4投手を巧みにコントロール

きっしゃんがチームに好調の風をもたらしました。2点リードの6回1死で、巨人の岸田行倫捕手(28)はDeNA東の投じた真ん中の直球を力強く振り切りました。左中間スタンドに飛び込む今季第1号のソロホームランに、「何とか塁に出ようと必死に打ちました。良い風が吹いてくれました」とのコメント。一転、前日の完封負けから、貴重なホームランによりベンチのムードは最高調に。 待望の出番が巡ってきました。ついに巡ってきた今季初スタメンのチャンス。「出場機会がなかなかないので、試合に出たときはしっかりやらないといけないプレッシャーがありますが、それを良い緊張感に変えてやっています」との言葉通り、攻守で波に乗りました。打者としては4打数2安打2打点を記録し、捕手としてもグリフィンを6回無失点の好投に導きました。阿部監督も「素晴らしいリードだったね。あのホームランも大きかった」と称賛しました。 球界屈指の捕手である甲斐の加入をプラスに捉えています。試合前の捕手ミーティングや試合中の言動や行動を観察し、勝負どころでの配球を参考にしました。「こちらがリードを主導する側なので、迷っている場合ではない」と語る岸田は、4人の投手を巧みにリードしました。 チームは再び単独首位に立ちました。岸田は「今年初めてのスタメンで、非常に緊張感のある中で試合に挑みました。まずは勝てたことが良かったですし、チームに貢献できた打撃ができたので、今後も継続したい」と力強く語りました。きっしゃんは頼りになる存在です。【水谷京裕】

【日本ハム】ツルツル頭になってレイエス絶好調全打点、決意の“辞退”から1週間で約束果たす

丸刈りで連弾だ。日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が1回1死一塁で、2戦連発となる先制の左越え2ランを放つと、3回にも適時二塁打で全打点をたたき出し、達孝太投手(21)の勝利をお膳立てした。髪をそり上げてから2戦2発6打点。チームは好調な助っ人の活躍で、2位に再浮上した。   ◇   ◇   ◇ツルツル頭のレイエスは、トークも滑らかだった。大型連休の企画でヒーローインタビュアーは子どもたち。「大事な場面で緊張した時はどうしていますか」の問いに、「深呼吸して『緊張しているのは僕じゃなくて相手だ』という風に考えています」。優しい返しで、エスコンフィールド今季最多3万3529人の観衆を楽しませた。決意の“辞退”から約1週間たっての本拠初お立ち台だった。4月26日ロッテ戦で決勝弾も「ファンの前に出るからには去年みたいな明るいレイエスを出したい。もうちょっと打ってから絶対にファンの前に出ます」と約束して固辞した。4月30日、5月1日のソフトバンク戦は2試合連続でスタメンから外れた。新庄監督は「あえて今回は話さなかった。悔しさっていうのも少しは持たせないと、集中力って生まれないと思うから」。まじめな助っ人は考えた末、打席でバットを揺らす動きを抑えた。「日本の投手はセット(ポジション)で長時間持ったりする。ずっと(自分が)手を動かしていて、いつ来るんだ? というのではタイミングも取りづらい」。投手が動き出してから自身も始動。この日は防御率0点台だった西武隅田から1回に左越え2ランを放つと、3回無死一塁では3ボールから149キロ直球を右中間へ。3日同戦から計4安打、6打点。自力で調子を取り戻した。丸刈りにした理由は、ドレッドヘアを続けて「髪が痛んで部分的にはげた」から。「目立たないように全部切ってリセットしないといけなかった」。髪形同様、不調だった打撃もリセットできたが、「ここからは切らないで伸ばすよ」。指揮官は「次、調子が悪くなったらヒゲそるんじゃない」とジョークを飛ばしたが、ここからは本塁打数も頭髪もヒゲも、かっこよく伸ばし続ける。【永野高輔】

【RIZIN】「ひびが入ったみたい」レジェンドの息子、ホープ桜庭大世は44歳に初黒星

UWFインターの名選手である桜庭和志の息子、桜庭大世(26=サクラバファミリア)がMMAデビュー2戦目にして敗北を経験しました。彼はUWFインターの田村潔司の教え子である44歳の中村大介(44=夕月堂本舗)と対戦し、2回の腕ひしぎ逆十字固めによってタップアウトを余儀なくされました。昨年の大晦日に総合格闘技で白星デビューを果たした桜庭大世ですが、中村の老練な戦術により、初回からマウントポジションを取られるなど試合を主導権を握られました。彼は試合後、「中村さんは僕の嫌なことを的確にやってきた。さすが先輩だと思った」と振り返りました。試合後の会見に臨んだ桜庭は、「ひびが入ったような気分」と述べ、左腕には包帯が巻かれていました。今後については、「メッキが剥がれたという声を見返すことを目標にします」と、再起を誓いました。

【新日本】後藤洋央紀がレインメーカーを繰り出し5度目の防衛に成功!試合後にはザックと鷹木信悟が登場

メインイベントのIWGP世界ヘビー級王座戦において、王者後藤洋央紀(45)が24分1秒でGTR改(リストクラッチ式GTR)を使い、挑戦者カラム・ニューマン(22)から3カウントを奪取りました。これで歴代最多となる5度目の防衛に成功しました。試合序盤では、サッカー・イングランドプレミアリーグのトットナムの下部組織でゴールキーパーを務めていた経歴を持つニューマンの強力なキックに後藤は苦しめられました。しかし、串刺しラリアット、バックドロップ、村正(フライング・ニールキック)、ネックブリーカードロップを連続で決めて、試合の流れを取り戻しました。試合が進むにつれ、ニューマンはエプロンでオスカッター2.0を炸裂させ、さらにリング内で猛攻を仕掛けました。しかし、プリンスズカースを避けた後藤は、オカダ・カズチカ(現AEW)の代名詞であるレインメーカーを見事に決めました。続いて昇天・改を決め、最後はGTR改でニューマンを撃破。IWGP世界ヘビー級での歴代最多防衛記録である5度目を達成しました。試合後には前王者ザック・セイバーJr.が現れ、後藤に挑戦宣言をしました。さらに鷹木信悟も登場し、「IWGPのGは鷹木のG、信悟のG!」と叫び、後藤とザックの勝者に挑戦する意思を示しました。後藤は「後藤革命はまだまだ終わらない!」と宣言し、「IWGPのGは、後藤のG!」と叫んで大会を締めくくりました。この日は小学3年生になった後藤の次女が、1人で飛行機に乗って福岡を訪れており、後藤は再び格好良い父親の姿を見せることができました。

愛される佐々木朗希、初勝利をクラブハウスで祝福「バイラロ・ロッキー」/Nobu’s Eye

ドジャースの佐々木朗希投手(23)は、待ちに待ったメジャー初勝利を達成しました。悪天候のため試合開始が3時間6分遅れたブレーブス戦に先発しました。試合は午前0時を過ぎてからのスタートとなり、日付変更という珍しい状況の中でのことでした。それでも彼はメジャー自己最多の98球を投げきり、5回で6安打3失点と奮闘しました。打線の援護もあり、特に「1番DH」で大谷翔平投手(30)が8号ソロ本塁打を含む3安打を放ちました。7試合目の登板で初勝利を手にしました。   ◇  ◇  ◇彼が一生懸命チームに貢献し、前向きに過ごそうとする姿勢は、記者として見ても自然と伝わってきます。シーズンを共に戦い、クラブハウスや遠征時に共にいる同僚にとっては、その姿勢はさらに感じられることでしょう。4月末には、ベテラン内野手のロハスが「同僚とのコミュニケーションの取り方やクラブハウスでの振る舞いが、来たばかりの頃とは明らかに違う。彼がコミュニケーションを楽しんでいる様子が見えるようになった。表情もすごく良くなり、それを見るとうれしい」と語りました。4月26日に本拠地での登板の際、新しい登場曲として「Bailalo Rocky(バイラロ・ロッキー)」というラテンミュージックが流れました。「ロッキー」という発音が名前の「朗希」に似ていることもあって選ばれたようです。ベンチの雰囲気も盛り上がり、誰が選んだのかの詳細は明かされませんでしたが、ロハスの気遣いが感じられました。「曲を楽しんでくれたと思うし、球場でも人気になるでしょう。登板の度にみんなとファンも一緒に盛り上がるはず」と言いました。試合後、佐々木は登場曲の話を振られた瞬間、ほおが緩み、嬉しそうな表情を見せました。3月29日の本拠地初登板では2回持たずに降板。悔しさを秘めつつも2日後には外野でフリー打撃の球拾いを手伝い、イブル三塁コーチや中継ぎ左腕ベシアの話に真剣に耳を傾けていました。練習ではほぼ毎日、一番乗りでフィールドに姿を現します。同僚や球団スタッフもその姿を見ています。初勝利を祝うクラブハウスで、若手外野手のパヘスが声を上げました。「Bailalo Rocky!」。彼が愛されている様子がはっきりと見てとれました。【斎藤庸裕】

【ダービーを占う】皐月賞上位馬に毎日杯制したファンダム、京都新聞杯出走組も注目

トライアルが終了した。皐月賞馬ミュージアムマイル、同2着クロワデュノールの一騎打ちの様相だ。前者はリズムを守り、モレイラ騎手が秘めていた一瞬の脚を引き出した。レコードVの力は本物だろう。後者は1馬身半差をつけられたものの、道中の不利や前の馬には息の入らない厳しい流れの中踏ん張り通して地力は示した。2頭に割って入る可能性があるのは毎日杯を制したファンダムだ。過去2戦とは異なる後方に控える競馬で上がり32秒5の切れ味を発揮。距離さえこなせれば逆転の目もありそうだ。別路線では青葉賞を制したエネルジコ、プリンシパルSを勝ったレディネスもまだまだ伸び盛りながら素質は確か。トライアルではないが、京都新聞杯出走組では大寒桜賞を勝ったエムズ、先月の1勝クラスを圧勝したトッピボーンなどのパフォーマンスには注目したい。【井上力心】

【巨人】快勝で再び貯金5 今季初スタメン岸田行倫が適時打&ソロ 阿部監督「ナイスリード」

読売ジャイアンツ(巨人)は快勝し、リーグ首位を守って貯金を「5」に戻しました。3回、一死一、二塁の好機に、岡本和真選手(28歳)が左中間に先制の適時二塁打を放ちました。その後も、二死二、三塁の場面で、今季初めてスタメンに名を連ねた岸田行倫捕手(28歳)がセンター前への適時打で2点を追加しました。さらに6回には岸田選手が左中間への今季第1号ソロホームランを放ち、貴重な追加点を挙げました。監督の阿部慎之助氏(46歳)は、岸田選手について「ナイスリードでしたね。あのホームランで彼自身も楽になったでしょう」とコメントしました。投手陣では、今季初先発のフォスター・グリフィン投手(29歳)が6回を無失点に抑える見事な投球を披露しました。杉内投手チーフコーチは「直球も力強く、しっかりコーナーを狙えていました」と彼の投球を高く評価しました。

井上尚弥「戦友」ドネアの激励に気持ち高ぶる「自信になる」専属シェフ海外初帯同の効果も絶大

【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が「戦友」のエールを胸に3度目のベガス決戦に臨む。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、計量に出席。両者そろって約55・2キロでパスした。過去2度対戦した元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(30=フィリピン)からの激励に気持ちを高ぶらせ、大舞台に立つ。   ◇   ◇   ◇4本の世界ベルトを持ち、米老舗専門誌ザ・リング王座ベルトを体に巻いた井上は大歓声を受けた。ビッグマッチが開催されてきたMGMグランドに設置された計量会場。ファンや関係者、マスコミでほぼ満員状態。約12秒間、フェースオフ(にらみ合い)を展開した井上は「1つのイベントとして日本とはまったく別ものですね」と冷静。カルデナスの肉体、雰囲気を確認し「非常に落ち着いている。よく仕上がっている」と気持ちを引き締めた。会場設置の特設スタジオで、ゲストとして招かれた元5階級制覇王者ドネアと22年6月以来、約2年11カ月ぶりの再会を果たした。19年11月、22年6月と2度戦った「戦友」から「試合ごとに良くなっている。彼のキャリアがどこまで伸びるのか楽しみ」とエールを送られた。井上は「ノニトとの試合がキャリアの中で1つの分岐点だった。ありがとう。ボクシングを善くも悪くも知る選手なので(エールは)自信になる。久びさでうれしかった」と大きな刺激になった。横浜市内にある焼き肉店のオーナーシェフに海外初帯同を依頼した効果も絶大だった。専属シェフとして食事提供を受けた井上は「すごく助かりました。(12月想定の)サウジアラビアの試合時の予行演習というか、そういう意味でも来てもらった。それを含めて今回、来てもらったのは良かった」と手応えを示した。20年10月、21年6月に続き、3度目のベガス決戦。収容2万人収容のT-モバイルアリーナのメインを務める。「あえてラスベガスだからこういう試合をするではなく、日本でやっているパフォーマンスを求められている。いつも通り、平常心で戦う。気負いなく、ここは日本だという気持ちで。見せてきたパフォーマンスをお届けします」熱い心とクールな頭脳で再びラスベガスを驚かせるKO劇をみせる。<井上-ドネア戦VTR>◆第1戦(19年11月7日=さいたまスーパーアリーナ)井上は2回、ドネアの左フックで右眼窩底骨折。11回に右アッパーから左ボディーでダウンを奪取。3-0判定勝ち。◆第2戦(22年6月27日=さいたまスーパーアリーーナ)1回、ドネアの左フックを回避した井上は終盤に右ストレートでダウンを先制。2回、左フックでぐらつかせて猛攻し、左フックでドネアからダウンを追加。1分24秒、レフェリーストップのTKO勝ち。井上尚弥、5・5防衛戦 カルデナスと米ラスベガスで激突/試合当日ライブ速報します