Day: May 4, 2025

愛される佐々木朗希、初勝利をクラブハウスで祝福「バイラロ・ロッキー」/Nobu’s Eye

ドジャースの佐々木朗希投手(23)は、待ちに待ったメジャー初勝利を達成しました。悪天候のため試合開始が3時間6分遅れたブレーブス戦に先発しました。試合は午前0時を過ぎてからのスタートとなり、日付変更という珍しい状況の中でのことでした。それでも彼はメジャー自己最多の98球を投げきり、5回で6安打3失点と奮闘しました。打線の援護もあり、特に「1番DH」で大谷翔平投手(30)が8号ソロ本塁打を含む3安打を放ちました。7試合目の登板で初勝利を手にしました。   ◇  ◇  ◇彼が一生懸命チームに貢献し、前向きに過ごそうとする姿勢は、記者として見ても自然と伝わってきます。シーズンを共に戦い、クラブハウスや遠征時に共にいる同僚にとっては、その姿勢はさらに感じられることでしょう。4月末には、ベテラン内野手のロハスが「同僚とのコミュニケーションの取り方やクラブハウスでの振る舞いが、来たばかりの頃とは明らかに違う。彼がコミュニケーションを楽しんでいる様子が見えるようになった。表情もすごく良くなり、それを見るとうれしい」と語りました。4月26日に本拠地での登板の際、新しい登場曲として「Bailalo Rocky(バイラロ・ロッキー)」というラテンミュージックが流れました。「ロッキー」という発音が名前の「朗希」に似ていることもあって選ばれたようです。ベンチの雰囲気も盛り上がり、誰が選んだのかの詳細は明かされませんでしたが、ロハスの気遣いが感じられました。「曲を楽しんでくれたと思うし、球場でも人気になるでしょう。登板の度にみんなとファンも一緒に盛り上がるはず」と言いました。試合後、佐々木は登場曲の話を振られた瞬間、ほおが緩み、嬉しそうな表情を見せました。3月29日の本拠地初登板では2回持たずに降板。悔しさを秘めつつも2日後には外野でフリー打撃の球拾いを手伝い、イブル三塁コーチや中継ぎ左腕ベシアの話に真剣に耳を傾けていました。練習ではほぼ毎日、一番乗りでフィールドに姿を現します。同僚や球団スタッフもその姿を見ています。初勝利を祝うクラブハウスで、若手外野手のパヘスが声を上げました。「Bailalo Rocky!」。彼が愛されている様子がはっきりと見てとれました。【斎藤庸裕】

【ダービーを占う】皐月賞上位馬に毎日杯制したファンダム、京都新聞杯出走組も注目

トライアルが終了した。皐月賞馬ミュージアムマイル、同2着クロワデュノールの一騎打ちの様相だ。前者はリズムを守り、モレイラ騎手が秘めていた一瞬の脚を引き出した。レコードVの力は本物だろう。後者は1馬身半差をつけられたものの、道中の不利や前の馬には息の入らない厳しい流れの中踏ん張り通して地力は示した。2頭に割って入る可能性があるのは毎日杯を制したファンダムだ。過去2戦とは異なる後方に控える競馬で上がり32秒5の切れ味を発揮。距離さえこなせれば逆転の目もありそうだ。別路線では青葉賞を制したエネルジコ、プリンシパルSを勝ったレディネスもまだまだ伸び盛りながら素質は確か。トライアルではないが、京都新聞杯出走組では大寒桜賞を勝ったエムズ、先月の1勝クラスを圧勝したトッピボーンなどのパフォーマンスには注目したい。【井上力心】

【巨人】快勝で再び貯金5 今季初スタメン岸田行倫が適時打&ソロ 阿部監督「ナイスリード」

読売ジャイアンツ(巨人)は快勝し、リーグ首位を守って貯金を「5」に戻しました。3回、一死一、二塁の好機に、岡本和真選手(28歳)が左中間に先制の適時二塁打を放ちました。その後も、二死二、三塁の場面で、今季初めてスタメンに名を連ねた岸田行倫捕手(28歳)がセンター前への適時打で2点を追加しました。さらに6回には岸田選手が左中間への今季第1号ソロホームランを放ち、貴重な追加点を挙げました。監督の阿部慎之助氏(46歳)は、岸田選手について「ナイスリードでしたね。あのホームランで彼自身も楽になったでしょう」とコメントしました。投手陣では、今季初先発のフォスター・グリフィン投手(29歳)が6回を無失点に抑える見事な投球を披露しました。杉内投手チーフコーチは「直球も力強く、しっかりコーナーを狙えていました」と彼の投球を高く評価しました。

井上尚弥「戦友」ドネアの激励に気持ち高ぶる「自信になる」専属シェフ海外初帯同の効果も絶大

【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が「戦友」のエールを胸に3度目のベガス決戦に臨む。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、計量に出席。両者そろって約55・2キロでパスした。過去2度対戦した元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(30=フィリピン)からの激励に気持ちを高ぶらせ、大舞台に立つ。   ◇   ◇   ◇4本の世界ベルトを持ち、米老舗専門誌ザ・リング王座ベルトを体に巻いた井上は大歓声を受けた。ビッグマッチが開催されてきたMGMグランドに設置された計量会場。ファンや関係者、マスコミでほぼ満員状態。約12秒間、フェースオフ(にらみ合い)を展開した井上は「1つのイベントとして日本とはまったく別ものですね」と冷静。カルデナスの肉体、雰囲気を確認し「非常に落ち着いている。よく仕上がっている」と気持ちを引き締めた。会場設置の特設スタジオで、ゲストとして招かれた元5階級制覇王者ドネアと22年6月以来、約2年11カ月ぶりの再会を果たした。19年11月、22年6月と2度戦った「戦友」から「試合ごとに良くなっている。彼のキャリアがどこまで伸びるのか楽しみ」とエールを送られた。井上は「ノニトとの試合がキャリアの中で1つの分岐点だった。ありがとう。ボクシングを善くも悪くも知る選手なので(エールは)自信になる。久びさでうれしかった」と大きな刺激になった。横浜市内にある焼き肉店のオーナーシェフに海外初帯同を依頼した効果も絶大だった。専属シェフとして食事提供を受けた井上は「すごく助かりました。(12月想定の)サウジアラビアの試合時の予行演習というか、そういう意味でも来てもらった。それを含めて今回、来てもらったのは良かった」と手応えを示した。20年10月、21年6月に続き、3度目のベガス決戦。収容2万人収容のT-モバイルアリーナのメインを務める。「あえてラスベガスだからこういう試合をするではなく、日本でやっているパフォーマンスを求められている。いつも通り、平常心で戦う。気負いなく、ここは日本だという気持ちで。見せてきたパフォーマンスをお届けします」熱い心とクールな頭脳で再びラスベガスを驚かせるKO劇をみせる。<井上-ドネア戦VTR>◆第1戦(19年11月7日=さいたまスーパーアリーナ)井上は2回、ドネアの左フックで右眼窩底骨折。11回に右アッパーから左ボディーでダウンを奪取。3-0判定勝ち。◆第2戦(22年6月27日=さいたまスーパーアリーーナ)1回、ドネアの左フックを回避した井上は終盤に右ストレートでダウンを先制。2回、左フックでぐらつかせて猛攻し、左フックでドネアからダウンを追加。1分24秒、レフェリーストップのTKO勝ち。井上尚弥、5・5防衛戦 カルデナスと米ラスベガスで激突/試合当日ライブ速報します

【RIZIN】「解雇だけは本当に避けてほしい」勝利者の朝久泰央がフジテレビ社員・ウザ強の将来を懇願

フジテレビの社員であるウザ強ヨシヤ(28=Fight Club428)は、戒告処分を受けながらも試合に出場しました。しかし、試合は彼にとって一方的な展開となり、2回目のレフェリーストップで敗北を喫しました。試合後、元K-1ワールドGPライト級王者で今回勝利した朝久泰央(27=朝久道場)は、「勝利の瞬間はやったぜという気持ちでしたが、試合後のヨシヤさんの顔を見たとき、彼が全力で戦った姿を思い出しました。彼のような人物が制作する番組を見てみたいと思いました。広告の中で、彼のフジテレビからの解雇がかかっていると聞きましたが、それだけは本当に避けてほしいと心から思っています」とウザ強が解雇されないようにと願いを込めて語りました。

ロバーツ監督「初勝利を何としても挙げてほしかった」5回3失点の佐々木朗希を称賛

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、5回3失点でメジャー初勝利を挙げた佐々木朗希投手(23)を称賛した。「彼に、初勝利をなんとしても挙げてもらいたかった。その機会を与えたかった」とし「最初の3イニング、彼は本当に素晴らしかった。4回に入って少し、制球を乱した。だが彼にとって、5回を投げきることは、本当に大事なことだった」コメント。「彼が立て直して5回を投げきったことは、私も本当にうれしかった。彼は、ローテの一員として計算できる先発の1人になりつつある」と評価した。さらに「ロウキのような若い投手については、我々はストレスのかかる場面でどう対応できるかを見ている。そして投球モーション、制球を見て、相手打線に対してどう組み立てていくか。この4試合は、彼はずっと良くなっている」と称賛。次の登板については「金曜日(現地9日)になるだろう」と話した。佐々木朗希がメジャー初勝利!3時間遅れもなんの 大谷翔平は8号3安打で援護/詳細

佐々木朗希、5回3失点でメジャー初勝利 祝福には「いろんなものをかけられて…」/一問一答

ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、メジャーリーグで初勝利を挙げました。試合は5回を投げて3失点で、立ち上がりからランナーを出しながらも、大谷翔平選手(30)の8号ソロホームランなどで、チームは4回までに7得点を挙げました。佐々木はメジャーでの自己最多となる98球を投げ、6安打3四死球3失点、そして4つの三振を奪いました。 その日は悪天候のため、試合開始が3時間6分遅れ、午後10時21分に試合が始まり、5回のドジャースの攻撃中に日付をまたぎ、試合終了は午前1時26分となりました。    ◇   ◇   ◇ 【佐々木朗希の一問一答】 -メジャー初勝利について 「まずはほっとしました。良かったなという気持ちと、純粋にうれしい気持ちです」 -長時間の遅延中の過ごし方や影響はありましたか? 「食事をして、ルーティーンを先に済ませて、急に試合が始まると聞いていたので、その後はリラックスして過ごしました」 -仲間からのお祝いは 「いろんなものをかけてもらい、多くの人からお祝いの言葉をもらえたことが、とても嬉しかったです」 -5回を投げ切れたことについて 「開始が遅れ、翌日も試合がある中での厳しい環境でしたが、最低限の仕事ができたことは良かったと思います」 -ストレートがメジャーリーグで通用していると感じますか? 「まだ納得はできていませんが、他の球種を使うことでアウトを取れる手応えを感じています」 -納得できていない点は球速ですか? 「すべての要素でまだ足りないという感覚があります」 -日付をまたいで投げるのは初めてですか? 「初めてです」 -メジャーならではの日付をまたぐ試合での初勝利 「初勝利がこのような形で得られたことは、とても特別で忘れられない思い出になると思っています」...

大谷翔平、佐々木朗希のメジャー初勝利を祝福 - 8号ホームランも含む3安打でサポート

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、インスタグラムを通じて、メジャーリーグで初勝利を挙げたシアトル・マリナーズの佐々木朗希投手(23歳)を祝いました。試合当日は悪天候により開始が3時間6分遅れ、午後10時21分に始まりました。佐々木選手は5回まで投げ、6安打、3四死球、3失点、4奪三振と力投。大谷選手の8号ホームランを含む打線の援護もあり、7度目の登板でメジャー初勝利を収めました。試合は午前1時26分に終了しました。大谷選手は、佐々木投手のメジャー初勝利を祝う公式インスタグラムの投稿を引用し、彼のアカウントをタグ付けして拍手の絵文字を添えていました。この試合で大谷選手は4打数3安打、1本塁打、1打点を記録し、打率は.293に。ホームランは8本、打点は11、盗塁は9となり、OPS(出塁率+長打率)は.965に達しました。

** 「広場恐怖症」菅沼菜々、1年半ぶりにツアー優勝し通算3勝目を達成 男子ツアー出場で奮起 **

** 首位からスタートした25歳の菅沼菜々(所属:あいおいニッセイ同和損保)は、2023年10月の延田グループ・マスターズGCレディース以来となるツアー通算3勝目を飾りました。彼女は5バーディー、2ボギーで69のスコアを記録し、通算で10アンダーの206。ウイニングパットを決めると、両手を高く挙げ、笑みを浮かべました。ギャラリーや関係者から「おめでとう」と声をかけられると、感極まったのか、彼女は何度も両手で顔を覆いました。 優勝インタビューでは「昨年は非常に厳しくて、こんなに早く復活できるとは思っていませんでした。また優勝することができて、本当に嬉しいです」と復活を喜ぶ様子が見られました。 昨年、彼女は苦境に立たされていました。23年ツアー初優勝を含む2勝を挙げたものの、昨年はトップ10入りがわずか1回で、29試合中16試合で予選落ちし、シードも失う状況でした。今シーズンは3試合に出場し、そのうち2回は予選落ち。しかし、転機となったのは前週のプレーでした。男子ツアーの前澤杯に特別推薦で出場し、初日から2日間、石川遼選手、片山晋呉選手と共にラウンドしました。「男子選手に迷惑をかけないようにと、早いプレーを心がけていたら、良いリズムを取り戻すことができました」と彼女は述べています。順位は89位と振るわなかったものの、プレーリズムの改善や男子選手の高い技術に触れたことが大きな収穫でした。 乃木坂46のファンであり、自称“アイドル風ゴルファー”である一方、公共交通機関や閉鎖空間での不安を感じる「広場恐怖症」を抱えています。それにより、飛行機や船を使えないため、北海道や沖縄の大会には出場できないことがしばしばです。このような病を抱える人々にも勇気を与える、1年半ぶりの優勝となりました。

菅野智之「初めての経験」1回3者凡退→降雨で57分中断 再開後続投も2敗目「難しさあった」

オリオールズ菅野智之投手(35)が、本拠地でのロイヤルズ戦に2戦連続中4日の間隔で先発。6回2失点と好投したものの、打線の援護がなく、2敗目(3勝)を喫した。初回を9球で3者凡退と好発進しながら、1回終了後、降雨のため、57分間中断。交代の可能性もあったが、再開後の2回、再びマウンドへ向かった。「長く野球をやってきて初めての経験。難しさはあった。気持ちだけは切らさないようにしていた」。空白の時間を感じさせず、2回、3回と無失点。4回に1点を先制され、5回にはソロ本塁打を浴びた。それでも、クオリティースタート(6回以上、自責3以内)をクリアしてマウンドを譲った。「調子自体はあまり良くなかったが、しっかり6回まで投げられたのは良かった」。もっとも、オ軍は看板の打線が元気なく、完封負け。V候補が苦しむ中、オールドルーキーの存在感を、地元ファンの大きな拍手が証明していた。