【巨人】岸田行倫の今季初ホームラン、必死の活躍でチームをリード 甲斐の配球を参考に、4投手を巧みにコントロール

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きっしゃんがチームに好調の風をもたらしました。2点リードの6回1死で、巨人の岸田行倫捕手(28)はDeNA東の投じた真ん中の直球を力強く振り切りました。左中間スタンドに飛び込む今季第1号のソロホームランに、「何とか塁に出ようと必死に打ちました。良い風が吹いてくれました」とのコメント。一転、前日の完封負けから、貴重なホームランによりベンチのムードは最高調に。

待望の出番が巡ってきました。ついに巡ってきた今季初スタメンのチャンス。「出場機会がなかなかないので、試合に出たときはしっかりやらないといけないプレッシャーがありますが、それを良い緊張感に変えてやっています」との言葉通り、攻守で波に乗りました。打者としては4打数2安打2打点を記録し、捕手としてもグリフィンを6回無失点の好投に導きました。阿部監督も「素晴らしいリードだったね。あのホームランも大きかった」と称賛しました。

球界屈指の捕手である甲斐の加入をプラスに捉えています。試合前の捕手ミーティングや試合中の言動や行動を観察し、勝負どころでの配球を参考にしました。「こちらがリードを主導する側なので、迷っている場合ではない」と語る岸田は、4人の投手を巧みにリードしました。

チームは再び単独首位に立ちました。岸田は「今年初めてのスタメンで、非常に緊張感のある中で試合に挑みました。まずは勝てたことが良かったですし、チームに貢献できた打撃ができたので、今後も継続したい」と力強く語りました。きっしゃんは頼りになる存在です。【水谷京裕】

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