ベッツ、山本由伸を讃える「我々にはヨシがいる」制球力で4勝目を達成

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)がアトランタ・ブレーブス戦に先発し、見事なピッチングで4勝目を手にしました。成績は6回を投げて1安打無失点、2四球6奪三振という内容で、投球数91球のうちストライクは60球を記録しました。今シーズンの通算戦績は7試合で4勝2敗、防御率はメジャー最高の0.90です。
山本は、6回2アウトまでノーヒットに抑え、ライリー選手に右中間への二塁打を浴びましたが、それまで圧倒的な投球を見せました。最速96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームとスプリットを中心に7種類の球種を駆使して相手打線を抑え込みました。また、2回には自分に向かってきた106.4マイル(約171キロ)のマーフィー選手の打球を、バランスを崩しながらも見事にキャッチし、好守を見せました。
試合後、地元放送のインタビューに応じたベッツ選手は、10連戦の初戦での勝利を喜び、「ブレーブスは素晴らしいチームで、(相手先発の)ホームズも優れた投手だが、我々にはヨシがいる。彼は素晴らしいピッチングをしてくれた」と山本投手を称賛しました。ベッツは自身の5号ソロホームランについては「ワンバウンドする球に手を出していたので、ストライクに来たボールをしっかり打とうと思った。甘い球が来たので、いいスイングができた」と振り返りました。