【バレー】高橋藍選手のメッセージ「言葉は選手を褒めるために」 大宅真樹選手「こんな形で…」誹謗中傷への訴え

バレーボール大同生命SVリーグ男子のプレーオフ、チャンピオンシップ(CS)決勝を控えた2日、サントリーの高橋藍選手(23)が、最近の試合での誤審問題について語りました。
サントリーは先月27日に名古屋とのプレーオフ男子準決勝第3戦で勝利し決勝進出を決めました。しかし、試合の最後に起こったレッドカード判定が物議を醸し、批判が殺到しました。それに伴い、サントリーへの根拠のない誹謗中傷も広がっていました。
高橋選手は2日に有明アリーナで行われた前日の練習後に取材に応じ、「ファンの皆さんには、私たち選手や運営、そしてファン自身も含めて、真剣にバレーボールに取り組んでいることを覚えていてほしい」と述べました。また、「言葉を選んで、選手たちを褒めるのに使ってほしい」と呼びかけました。
セッターの大宅真樹選手も、「サントリーのイメージが何も悪いことをしていないのに下がっている」と胸中を打ち明け、「長いリーグ戦を勝ち進み、セミファイナルも命がけで戦ったのに、こうした反応を受けているのは辛い」と明かしました。彼のSNSにも批判のメッセージが届き、「勝ってはいけないのかと思った」と悩んだそうです。
それでも、チームメートと話し合いを重ね、立ち直ることができました。「自分たちのバレーボールを信じて戦おうと決めました。決勝戦を観ていただければ、少しはイメージが改善できると思います。忖度なしに、優勝だけを目指していることを見せたい」と意欲を語りました。
愛知との決勝は3日に東京の有明アリーナで開幕。2戦先勝方式で行われます。