Day: May 1, 2025

【広島カープ】今シーズン最多16本のヒットも16残塁で黒星 「ヒットは出ているし、チャンスは作れている」新井監督

広島東洋カープは延長12回2アウト1塁から、8番手の岡本投手が吉川尚選手にサヨナラヒットを打たれ、6連敗を喫しました。4回にわたる満塁のチャンスを活かしきれなかったことで、試合の流れを悪くしてしまいました。1回表では今季初スタメンの坂倉選手のタイムリーヒットなどで3点を先制しましたが、なおも2アウト満塁の場面はドミンゲス選手がライトフライに倒れ、その後3回と4回の2アウト満塁のチャンスも無得点に終わりました。9回に迎えた同点の無死満塁の局面では、ファビアン選手がショートゴロ併殺打、続く菊池選手もサードゴロに倒れました。結果として、今季最多の16本のヒットを放ちながらも、16残塁の末に敗戦しました。しかし、新井監督は「ヒットは出ているし、チャンスは作れている」と前向きな姿勢を見せました。

千賀滉大、4イニング1失点6奪三振で2敗目、メッツはダイヤモンドバックスに敗れて2連敗

メッツの千賀滉大投手(32)は、4イニングで5安打1失点、3四球、6奪三振を記録し、今シーズン2敗目(3勝)を喫しました。 試合の初回、先頭打者キャロルに内野安打を許したものの、2つの空振り三振と盗塁死で無失点で切り抜けました。 第2イニングでは3者凡退と完璧な投球を見せました。 第3イニングでは2安打と四球で満塁のピンチを迎えましたが、冷静に3つ全てのアウトを奪い、無失点で切り抜けました。 第4イニングでは四球と続けざまの安打で1点を先制されました。なおも1死満塁の場面を残しつつ、後続を断って0-1と1点のビハインドでマウンドを降りました。 投球数は87球でした。 防御率は1.38を記録しています。 メッツは、主砲ソトの2打席連続本塁打で追い上げを見せたものの、リリーフ陣が追加点を許し、惜しくも敗れました。

カタール代表監督にロペテギ氏が就任、スペイン代表やレアル・マドリードなど指揮経験あり

カタール・サッカー協会は1日、フレン・ロペテギ氏(58)が新たに代表監督に就任することを発表しました。ロペテギ氏は過去に母国スペインの代表チームや名門クラブであるレアル・マドリードの指揮を執った経験があります。契約期間は2027年までとなります。現在、カタールは2026年ワールドカップ(W杯)の最終予選A組で4位となっており、苦戦を強いられています。新体制の初戦は6月5日にイランとの試合となります。

【ビーチサッカー】日本がW杯初戦でグアテマラに6-2で圧勝

ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)がセーシェルで開幕し、1日にビクトリアで行われた試合で日本代表は1次リーグA組の初戦でグアテマラを相手に6-2で見事な勝利を収めました。この大会には16チームが参加し、4つのグループに分かれて1次リーグを戦います。各グループの上位2チームが準々決勝に進出します。

【西武】長谷川信哉 ファウルフライを華麗にキャッチ「グラブから出そうになったけどアウトにできた」

西武ライオンズの外野手、長谷川信哉選手(22)が見事なファインプレーを披露しました。試合の7回で無死、楽天イーグルスの浅村選手が右翼へのファウルを放つ。一塁側ブルペンの横に位置する防球ネットぎりぎりにボールが落下しそうになりましたが、右翼を守る長谷川選手がこれをジャンプしてキャッチ。ネットに飛び込むような体勢でしたが、ボールをグラブから離さずにアウトにしました。このプレーにより、マウンド上に立ったばかりの2番手投手甲斐野選手を救いました。ビッグプレーについて長谷川選手は「浅村さんは広角に遠くに飛ばせるので準備をしていました。ボールがグラブから一度出そうになったのですが、最後は落とさずにアウトにできて良かったです」と振り返りました。9回には右中間への打球に対しても豪快に飛びつきましたが、惜しくも間に合わず、結果的に同点の走者となってしまいました。それでも長谷川選手は「取れそうなアウトはみんなで取りに行く姿勢を示すことができたかなと思います」と述べ、チームスピリットを見せました。チームの5連勝については「最高です」とコメントを締めくくりました。

【日本ハム】新庄監督がソフトバンクの現状に言及し「昨日、申し訳なかった」と謝罪

日本ハムの新庄剛志監督(53)は、故障者が続出しているソフトバンクの状況に触れました。昨季終盤、ソフトバンクの近藤選手が故障離脱した際、「ベストメンバーで戦いたいという気持ちはありますね」とコメントしていた新庄監督は、今回も柳川選手が今宮選手に死球を与えたことで「昨日、申し訳なかったですね」と謝罪しました。そして、「ソフトバンクが本来の力を発揮するにはまだ時間がかかるでしょう。どのチームにもこういう時期があります。私の2年目だった23年シーズン、日本ハムでも多くのケガ人が出ましたね」と、自身の経験を例に挙げて答えました。さらに、「主力がケガをした時こそ、チームの層が厚くなるチャンスだと思います。若い選手たちが結果を出し、主力が戻ってきた時もポジションを譲らない。日替わりで選手が活躍することで、チームはより強くなるのです」と、自らの経験を踏まえて話しました。

【阪神】佐藤輝明が“恩返し弾”で最速10号 バース以来タテジマ39年ぶりキングへ一直線

トンネルのまぶしい光だ! 阪神佐藤輝明内野手(26)が両リーグ最速の2桁弾を放った。1点を追う5回に中日先発三浦から左翼へ一時同点ソロ。左打者の両リーグ最速10号は球団初の快挙だ。阪神右打者の過去4人はその後逆転されて誰も本塁打王にはなれなかったが、昨年より3カ月も早いペースで量産する背番号8は覚醒の予感たっぷり。チームは今季最長の4連敗を喫したが、バース以来タテジマ39年ぶりのキングへ一直線だ。   ◇   ◇   ◇球場の広さも、打球方向も佐藤輝には関係ない。「いいスイングができた」。振り抜いた打球は、右打者のように左翼方向に伸びた。着弾はバンテリンドームのフェンスギリギリ。両リーグ最速の今季10号にも、表情は引き締まったままだった。「よかったんじゃないですかね。まだ先は長いので。頑張ります」。敵地で鳴りやまない大歓声を浴びながら、淡々とダイヤモンドを一周した。1点を追う5回2死、中日先発三浦の142キロ直球を捉えた。中堅から左方向への1発は、10発中7本目だ。直前のイニングでは中日高橋周の放った右翼フェンス上部への打球が、リクエスト検証で本塁打から二塁打に修正された。改めてドームの広さを感じた直後、逆方向でも関係なく規格外のパワーで持っていった。自身最速、27試合目でのシーズン2桁本塁打到達。球団で両リーグ最速を記録したのは06年の浜中治以来、19年ぶり7度目で5人目だ。左打者ではあのバースや掛布らも成し遂げられなかった球団初の快挙だ。さらにこれまで両リーグ最速10号を放った右打者の先輩たちは、その後逆転され、本塁打王を逃している。阪神選手では86年バースを最後に遠ざかる本塁打王へ。そんな期待が大きくふくらむパワーだ。 強烈な“恩返し弾”だった。1発の瞬間、中日井上監督はベンチから苦笑いで見つめていた。佐藤輝にとって新人時代の21年から2年間、阪神ヘッドコーチとして師事した存在だった。2軍再調整を命じられていた昨年5月の2軍中日戦。ナゴヤ球場の三塁側ベンチへあいさつに行くと、当時中日2軍監督だった恩師から言葉をかけられた。「もったいないぞ!」。野球に取り組む姿勢の部分で成長の余地を感じていた敵将から、思わぬ言葉をかけられた。ポテンシャルも純粋な性格も知るからこそ、プレー以外のふるまいで損をするのが歯がゆかったようだ。「テルアキ」と呼ばれてかわがいがられた佐藤輝も、そんな恩師の言葉にじっくり耳を傾けた。あれから約1年。たくましく、頼もしい虎の4番に成長した。最終回には中前打を放ち、2年ぶりの盗塁もマーク。好機を広げ、虎の意地を体現した。今季初の4連敗を喫した中で見せた希望の光。5月もテルが元気だ。【波部俊之介】▼佐藤輝のチーム27試合目での到達は新人年の21年33試合目を抜いて自己最速。4年目の昨季は試合数と到達日ともに自己最遅でチーム113試合目の8月21日に到達しており、約3カ月半も早まった。今季は143試合で52発ペース。【関連記事】阪神ニュース一覧

【巨人】3連戦で2度目のサヨナラ勝ち!延長12回で8人の投手を投入し激戦を制す、貯金は今季最多の5に

巨人が3連戦で2度目のサヨナラ勝ちを収め、見事に4連勝を達成して首位を守りました。試合は6回、先頭打者のキャベッジが左中間に第5号ソロホームランを放って同点に。守備では、9回無死満塁のピンチを迎えたが、田中瑛斗が遊撃から捕手、一塁へのダブルプレーを達成し、続く打者菊池を三ゴロに仕留めて、ピンチを脱しました。そして、4月29日の第1戦に続く延長戦、12回2死一塁の場面で吉川が劇的なサヨナラヒットを放ちました。今回の試合は、9連戦の3戦目として開催され、巨人は8人の投手を巧みに使い分け、激戦を制しました。これにより、チームの貯金を今季最高の5に増やしました。

【巨人】田中将大が再び2軍で調整へ、3回3失点で悔しさに唇をかむ

大台への道が足踏み状態です。巨人の田中将大投手が早々とマウンドを降りることとなりました。彼は初回、1番の小園選手と2番の矢野選手を打ち取り、2アウトを獲得しましたが、続く3番野間選手から5連打を浴びて3失点してしまいました。甘く入ったボールが痛打される結果に終わり、2回以降は追加点を与えなかったものの、3回で交代を告げられました。結果は3回8安打3失点。彼はまたしても日米通算200勝に手が届かず、「チームに迷惑をかけた形で降板することとなり、非常に悔しいです」と悔しさをにじませていました。田中投手は繊細なコントロールに磨きをかけてきたはずでした。4月17日のDeNA戦では2回6失点でノックアウトされ、その翌日には登録を抹消されました。2週間の調整期間には、主に外角低めのストライクゾーンを意識して練習してきたものの、満足のいく形には成りませんでした。「9連戦を行う中で、このような投球しかできずに悔しいです。結局、そこに尽きます」と肩を落としていました。今後は再び1軍登録を抹消され、2軍での再調整が決まりました。