Day: April 29, 2025

大谷翔平「安打、四球、四球、四球」4打席連続出塁も5打席目で途切れる チームはサヨナラ勝ち

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、「1番DH」としてスタメン出場し、3試合連続安打と今シーズンの7つ目の盗塁を決め、ゲームの先制点を奪いました。初回の第1打席では、マイアミ・マーリンズの先発投手エドワード・カブレラ(27)の4球目の143キロスライダーを右前に運びました。続く2番ベッツの打席で4球目に二盗を決め、今季7つ目の盗塁を達成。さらに、ベッツの中飛で三塁へタッチアップし、先制のチャンスを広げました。そして、3番フリーマンの中前打で、悠々とホームインしました。1点リードで迎えた3回、無死一、二塁の第2打席では、カウント3-1から外角のボールを見送って四球を獲得。次打者ベッツの左前適時打で二塁へ進みましたが、満塁のチャンスを活かせず、ビッグイニングにはなりませんでした。4回には9番ロハスが2死三塁から左翼線への適時二塁打で3点目を加え、続く大谷もカウント3-2から6球目の外角低めのカーブを見極めて四球を選びましたが、得点には繋がりませんでした。同点に追いつかれた直後の6回、第4打席でも四球で出塁し、チャンスを作りましたが、2番ベッツが右飛、3番フリーマンが一併殺に倒れ、得点には結びつきませんでした。同点の8回、1死一塁で迎えた第5打席では、4番手右腕ティノコの初球スライダーをファウル。2球のボールを見送り、内角の136キロスライダーに連続で空振り三振。2番ベッツも空振り三振で、この回も無得点に終わりました。ここまで「右前打、四球、四球、四球」で4打席連続出塁も、5打席目で出塁は途切れました。チームは延長10回タイブレークの末、9番エドマンの劇的サヨナラ打で3連勝を飾りました。この日は、「ジャパニーズヘリテージステージナイト」の一環として、日本文化が注目され、「背番号17」が日本語でアナウンスされました。 

【バレー】川合俊一会長「言ってはならない文言が出ていた」2回レッドカード出た起因を説明

日本バレーボール協会の川合俊一会長(62)が、29日までに自身のインスタを更新。27日のSVリーグ・プレーオフ男子準決勝「サントリー-名古屋」で、サントリーが勝利。その一戦でルール適用に誤りがあったと認め、SVリーグ側が謝罪する文書を発表していた。川合会長は、丁寧な説明を重ねた上で問題の核心部分にさらに入った。「まずはこの試合でルール的に問題にすべき点は、主に2つであると私自身は思っています。1つ目はレッドカードが2枚出たのに1点しか加点されず試合が再開された事です。これは審判の方も非を認めています。なぜ点が2点じゃないのか? とサントリー側が確認する行為などが、会場で観ていた方やテレビ等で観ていた方にとりましては、サントリーが審判や会場をあおっている行為だと思ったことと思われます」「しかしながら、サントリーはなぜ2点入ってないのかと抗議していたようです。そこはもちろん2点入ってしかるべきなので、ここに審判サイドにミスがあった事は間違いありません。そしてもう1点、ウルフドッグスの選手に対してなぜ2回レッドカードが出されたのか? ここが一番ファンの方が知りたい、納得されていない最大の事だと思います」「関係者や審判サイドで観ていた方の証言から結論を言いますと、この問題が起きるかなり前の段階から、何度もウルフドッグスの外国人選手からサントリーの選手に対して言ってはならない文言が出ていた事が確認されています。それは既に審判の耳にも入っており、それがその後に起こったあの場面でのウルフドッグス側の選手の抗議に対してレッドカードが出されたことに起因しているのだと思われます」「しかし1枚目に出された選手にとっては、ある意味トバッチリだったのではないかと私個人としましては少しかわいそうだったと思います。そこがチームプレーの怖さでもあると言えると思います」「そして、そもそも、審判に対してやりとりや抗議ができるのは、コートキャプテンのみという事はルールブックにも記載されている事なので、そこにも問題がありました。以上が今回の物議を醸したことに対しての説明となります」【川合俊一会長メッセージ続きはこちら】――>>【バレー】川合俊一会長「大事なポイントでレッドカード」警告と配慮があってもよかったと私見

** 【柔道】阿部一二三、“体重無差別”2回戦で敗退も「セコい攻めより…」120キロの相手に堂々と挑む **

** 男子66キロ級でオリンピック(五輪)2連覇を果たした阿部一二三(27=パーク24)の挑戦は、2回戦で幕を閉じました。100キロを超える階級を主戦場とする鈴木太陽(天理大4年)と対戦し、力尽きました。 初めての「体重無差別」の戦いを終え、「歴史ある全日本選手権に出たかった。畳の上に立てて、本当に幸せだった。改めて、やっぱり柔道が大好きだと感じました。僕には柔道しかないなと思いました」と感慨深く語りました。 1回戦では81キロの相手に一本勝ちしましたが、2回戦は残り57秒まで互角に戦いました。「判定なら多分負ける」と前に出たものの、120キロと体重がほぼ2倍の相手に大内返しで押しつぶされました。それでも「自分らしい柔道ができた。(旗)判定を狙ってセコい攻めをするより、抱きついて大内刈りを仕掛けようと思いました。負けてしまって悔しいですが、スッキリしています」と晴れやかな表情を見せました。 五輪2連覇で、階級別では“無敵”である阿部選手。この日は、自身より大きな相手に対する2戦に臨み「挑戦者としての気持ちはとても大切。組み手も重量級の相手にしっかりとできた。非常に自信になりました」と手応えを得ました。 再挑戦の可能性については「少しの間、いいかな」と笑いつつ、「気持ちが再び出たい、全日本選手権で勝ちに行きたいと思ったら出ようと思います」と述べました。 次戦は6月。ハンガリーのブダペストで行われる世界選手権で、23年大会以来の5度目の優勝を目指します。「自分らしい投げ技を披露し、圧倒的な力で優勝する」と見据えました。【飯岡大暉】

【セ・リーグ】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報

各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え&2軍情報、広報情報をお届けします。 阪神先週の結果と今週の予定 【阪神】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 広島先週の結果と今週の予定 【広島】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 巨人先週の結果と今週の予定 【巨人】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 DeNA先週の結果と今週の予定 【DeNA】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 中日先週の結果と今週の予定 【中日】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 ヤクルト先週の結果と今週の予定 【ヤクルト】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 入れ替え&2軍情報 阪神湯浅京己が2季ぶり1軍昇格 巨人坂本勇人は2軍戦5試合出場 【パ・リーグ】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報

【パ・リーグ】各チームの先週のMVPと今週の展望、選手交替情報&広報情報

各チームの現状をお伝えします! 各球団の担当記者が選出した、先週のMVPと今週の注目ポイント、選手交替や2軍の情報、広報に関連する情報をお届けします。 オリックスの先週の結果と今週の予定 楽天の先週の結果と今週の予測 日本ハムの先週の結果と今週の見通し ロッテの先週の成果と今週の見所 西武の先週のパフォーマンスと今週の計画 ソフトバンクの先週の結果と今週の計画 選手交替&2軍情報

大谷翔平の初代ヘッドバンプパートナー、マッカロー監督と再会 父親になった大谷にアドバイス

ドジャースに所属していた際、大谷翔平投手(30)の「初代ヘッドバンプパートナー」として知られるマーリンズのクレイトン・マッカロー監督が、大谷をはじめとする古巣の仲間たちと久しぶりに再会しました。ドジャースでは一塁コーチを務めていたマッカロー監督は、大谷が安打を放ち出塁するたびに彼とヘッドバンプを交わしていました。この日、試合前のフィールドで大谷と談笑し、「ショーヘイ、今日は4打数無安打だな」とジョークを飛ばす場面もありました。マッカロー監督は、「私にとっても家族にとっても素晴らしい4年間だった。皆さんと再会できて嬉しかった」と話し、大谷については「ショウヘイの大ファンです。彼を近くで見守ることができた素晴らしい経験でした」と語りました。また、大谷が父親になった際にはショートメールで祝福のメッセージを送ったことを明かし、「私もとても嬉しいです。私自身も父親なので、先輩として良いアドバイスができると思います。機会があるときにはきちんと抱きしめてあげることですね。子どもはあっという間に大きくなります」と語りました。

【柔道】阿部一二三、重量級の相手を「1分23秒」で圧倒!初の“無差別級”で120キロの次戦へ

男子66キロ級でオリンピック2連覇を果たしている阿部一二三(27=パーク24)が初戦を突破しました。最初の試合では、主に81キロ級で戦っている佐藤佑治郎(23=山形県警)を相手に挑みました。自身の名前と同じ「1分23秒」で、見事な背負い投げで一本勝ちを収めました。 敗れた佐藤は圧倒的な技の力に驚嘆し、「これが世界レベルか」と感心しました。 阿部にとって初の試みとなる「体重無差別」の舞台での出場。この試合形式には以前から参加資格があったものの、負傷のリスクを考慮してこれまで見送ってきました。しかし、パリ五輪の翌年に参加を決意。前日の記者会見では、「全日本選手権は自分にとって特別なもの。戦いたいという思いがあった」と語っていました。 今回の対戦相手は体重こそ15キロの差がありますが、身長は自身の167センチよりわずか1センチ高いだけでした。「身長差はほとんどない。100キロ超級の選手とも渡り合えるよう、しっかりと勝ち進みたい」と意気込みを見せていました。 大会に向けて阿部は「体重は72、73キロで安定させ、練習を重ねてきた。この状態が一番、自分の力を最大限に発揮できる状態だ」と通常より増量した体重で試合に臨んでいます。 2回戦では、登録体重差がほぼ倍となる120キロの鈴木太陽(天理大4年)との対戦が待ち構えています。【飯岡大暉】

オリオールズ菅野智之がヤンキース戦で3勝目 スプリットが抜群でジャッジ含む最多8奪三振

オリオールズ菅野智之投手(35)が、ヤンキース戦に公式戦初先発し、5回5安打無失点の好投で3勝目(1敗)を挙げた。1回は2死満塁のピンチを背負ったが、ボルピを遊ゴロで無失点。3回は1死一、三塁のピンチを迎えたが、4番ゴールドシュミット、5番チザムを連続三振に封じ、打繊に流れを呼び込んだ。最大のハイライトは5回に訪れた。無死一塁で迎えたのは試合前時点で打率4割6厘のアーロン・ジャッジ外野手(33)。カウント2-2から低めに沈むスプリットで空振り三振を奪った。自身メジャー最多の8奪三振をマークしたが、効果的だったのがスプリットだった。ジャッジを含む6三振をスプリットで奪って、ア・リーグ東地区首位のヤンキース打線を封じた。チームの窮地を救う投球だった。前カードのタイガースとの3試合で3連敗。重苦しい雰囲気が漂う中、今季2度目の中4日での登板で5回無失点の快投で振り払った。【動画はこちら】――>>菅野智之、連続三振でピンチ脱出 変化の大きなスプリッターで空振り誘う

【こんな人】メジャー制覇西郷真央、師匠ジャンボ尾崎の金言を胸に初志貫徹 困難でこそ力を発揮

<米女子ゴルフツアー:シェブロン選手権>◇最終日◇27日◇米テキサス州カールトンウッズ・クラブ(6911ヤード、パー72)◇賞金総額800万ドル(約11億6000万円)優勝120万ドル(約1億7400万円) 島津製作所所属の西郷真央選手(23)が、米ツアー2年目にして待望の初優勝をメジャー大会で成し遂げました。彼は3バーディー、5ボギーの74、通算7アンダーの281というスコアで、絶望的な状況から最終18番ホールで奇跡的にバーディーを決めました。そして5人によるプレーオフを制し、日本女子としては史上5人目のメジャー優勝という快挙を達成しました。この大会は日本勢が唯一未勝利だった会であり、メジャー全5大会を制覇したことになります。    ◇   ◇   ◇ 西郷真央がメジャーに初出場したのは、昨年6月の全米女子オープンでした。会場の米ノースカロライナ州にあるパインニードルズ・ロッジ&GCでの開幕前の練習ラウンドに参加し、他の選手に混じって練習を行いました。彼女は、約25メートル離れたティーイングエリアから元気いっぱいに「こんにちは!」と大声で挨拶をする姿が印象的でした。こんなに遠くからの挨拶や報道関係者に愛嬌を振りまく様子は、見たことがなかったので驚きました。彼女の初メジャー出場に対する興奮が現れていたのだと思います。 プロ入り2シーズン目の昨年、日本国内ツアーで開幕から10戦中5勝を挙げていました。コロナ禍でルーキーシーズンが延長された2020-21年も、優勝こそなかったものの21回もトップ10入りし、約1億7900万円の賞金を獲得してツアー4位にランクインしていました。彼女はゴルフクラブを振る練習が大好きで、報道の取材対応を後回しにすることが多かったですが、その日は非常に多くの話をしてくれました。 「日本にはないような難しいコースだけど、頭を使ってしっかりプレーしないと簡単にボギーやダボが増えてしまう」と話していました。困難に対処するほど彼女は燃え上がるタイプで、ルーキーシーズンでも「強い選手になる」と言い続けていました。彼女の師匠である「ジャンボ」尾崎将司は、彼女に「困難にくじけず、困難でこそ実力を発揮できる選手になれ」と言い聞かせてきました。 尾崎から初メジャーに臨む前にかけられた言葉の中には、「学べることはたくさんある。しっかり吸収して」と「今までやってきたことを全力でぶつけてこい」がありました。この言葉を胸に、彼女は日本人女子5人目のメジャー制覇を達成しました。【高田文太】