初代タイガーマスク佐山聡が涙 “生みの親”新間寿さん通夜「その愛を父親のように感じる」

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“過激な仕掛け人”と呼ばれた、元新日本プロレス専務取締役営業本部長の新間寿さん(享年90)の通夜が29日、都内で行われた。新間さんが会長を務めたストロングスタイルプロレスを率いる佐山聡(67)やプロレスラー藤波辰爾(71)、前田日明(66)ら多くの著名人を含む380人が参列した。   ◇   ◇   ◇佐山は「新間さんの写真を見てると、僕が入門した時(のこと)から思い出してきて、全部が全部、走馬灯のようによみがえってきました。父親のような温かい人だったんで。(世間の)イメージは稲光のように仕事をやったりとか、いろんなものを決めたりする、すごい能力がある人ですけど、僕らにとってはすごい味方であって、僕らをよく支えてくれたと思ってます」と振り返った。初代タイガーマスクとして活躍した佐山は「タイガーマスクにとっての新間さんは、生みの親ですよね。あの仕事ができる新間さんが、それにもましてタイガーマスクをつくったという自負があるんでしょうね。レスラーに、特にタイガーマスクに愛情をかけてくれて。集中してくれて、温かさを感じて、愛を感じる人でしたね」と新間さんの人柄について説明した。新間さんが亡くなる直前には「タイガーマスクをつくったことが俺の誇りだ」と話す映像も送られてきたそうで「すごい熱い人だなと思って、その愛を父親のように感じますね」と涙をにじませた。佐山自身、現在パーキンソン病で闘病中だが「新間さんのことを考えると、なんとかプロレスを盛り上げていけたらと思います。僕も病気で何もできていなかったので、これを機会にプロレスの方にかなり強力に入っていこうかなと思っています。ストロングスタイルでもない、従来のプロレスでもない、タイガーマスクのプロレスをやって、世界中に広めていくと新間さんも喜ぶんじゃないかと。それを目指していこうかなと。それをやります。やる気にさせてくれました」と話していた。【千葉修宏】

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