Day: April 29, 2025

菅野智之、日本式とメジャー式を融合した投球でジャッジを三振に「4点差で開き直った」

【ボルティモア(米メリーランド州)28日(日本時間29日)=久保賢吾】オリオールズのピッチャー、菅野智之選手(35)が、ヤンキース戦で今季初めて先発を務め、5回を5安打無失点に抑え、シーズン3勝目を飾りました。自身メジャー最多となる8奪三振も記録しました。特にジャッジとの3打席目での対戦では、日本式とメジャー式を組み合わせた投球で、バットから空を切らせました。ア・リーグ東地区のライバル、ヤンキースの攻撃を封じ、チームの連敗を3で止めることができました。   ◇  ◇  ◇ 4点リードの5回無死一塁、菅野が向き合ったのはヤンキースのジャッジ。2ボールからの3球目にスプリットを選び、ストライクゾーンから内角低めに沈めて空振りを取りました。続いて4球目はスライダーで空振り、さらには速球でファウルを打たせ、その後再びスプリットで空振りを奪いました。 「四球を出すのが一番よくないし、仮に本塁打を打たれてもランナーなしの状態から始める方が良いと。4点差だったので開き直りました」 メジャー式と日本式を融合させた「SUGANO流」を体現しました。巨人時代からスライダーは決め球であり、逆境でも信頼できる球種でしたが、アメリカではスプリットやカーブの比率が増えました。頭と体を順応させ、ボールの軌道も工夫しながら調整しました。 最多8奪三振のうち6つをスプリットで奪い、そのプロセスにも明確なコンセプトが見えました。前回の登板ではスプリットが全体の31%とトップで、直球は12%で4位タイでしたが、今回の登板では直球が24%で2番目、トップはスライダーの27%でした。原点の直球とスライダーでカウントを稼ぎ、打者を追い込む形を取りました。 同地区首位のヤンキース相手に3勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めました。注目のジャッジとの対戦は3打数2安打1三振。「スプリングトレーニングでの対戦で四球を出し、ブーイングされました。今回はブーイングされないように、真正面から勝負しました」。試合後のインタビューでは、“緩急”の効いたコメントで現地メディアの笑いを誘いました。

元横綱朝青龍、14歳年下の妻に一本背負い!? 愛あふれる動画が話題「奥様、すごい!」

第68代横綱の朝青龍(ドルゴルスレン・ダグワドルジ)氏(44)が、29日までに公式X(旧ツイッター)を更新し、妻のオギーさんとの微笑ましい動画を公開しました。「プーチン大統領の柔道動画を見た家内が、自分も一本背負いに挑戦」と記し、白い半袖Tシャツにパンツを合わせたカジュアルな姿のオギーさんと組み合っている動画をアップ。彼女に一瞬持ち上げられ、ダグワドルジ氏の「ハハハハ!」という笑い声が響くなど、終始笑顔の様子を見せていました。投稿には「決まり手は可愛い横綱投げ」「最強の横綱を持ち上げる奥様はすごい」「奥さんが少し持ち上がっているのがすごい!!」「ドルジを投げるなんてすごいぞ!」といった、愛嬌のあるオギーさんの驚くべき力強さに感心する声が寄せられました。また、「明るい声でラブラブですね」「幸せそうで、2人ともかわいい!」といった夫婦仲を羨むコメントも見受けられました。ダグワドルジ氏は2002年にモンゴル人女性と結婚しましたが、2009年に離婚。その後オギーさんと再婚し、2022年のテレビ番組で14歳年下のオギーさんを初めて紹介。それ以来、Xでもオギーさんとのツーショットをたびたび公開しています。

【日本ハム】水野達稀決勝弾で2位タイ…チームは初犠打も最後は大技「あー楽しかった」新庄監督

日本ハムが延長戦を制して2位タイに浮上した。1-1の延長10回に水野達稀内野手(24)が決勝の2号ソロを放った。開幕から24試合連続で犠打ゼロだった打線は、2回に松本剛が送りバントを失敗(記録は捕邪飛)。1点を追う5回にルーキー山県が今季のチーム初犠打となる送りバントに成功も後続が続かなかった。1点を追う7回は1死一、二塁から代打吉田が同点適時二塁打を放ったが、直後の1死二、三塁で伏見がスクイズ失敗(記録は一邪飛)とたたみかけられなかった。同点の9回は1死一塁で奈良間が投前に転がして、きれいに送りバントを成功。ようやく新庄剛志監督(53)にも笑みが生まれたが、後続が倒れて無得点だった。果敢に小技を交えて得点を狙いながら、最後は大技での勝利となった。先発伊藤は山川に先制ソロを浴びた2回以外は失点を許さず。9回130球の熱投が報われて今季3勝目を挙げた。最後を締めた田中が通算50セーブ目となった。試合後の新庄監督は第一声で「あー楽しかった(笑い)」。続けて「よう打ったね、水野くんも。『放り込め』って言っていた。そしたら初球パコーンと行ってくれて。でも、決めるとこ決めないかんね。(スクイズは)1球外した後って、もう1球来ないからスクイズに行こうって。そんなに難しい球ではなかった。やっぱりああいうのを決めてもらわんとスタメンで出続けられなくなってくるから。しっかり決めてもらえれば、こういうちょっとキューンってなるゲームにはなってない」と話した。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

初代タイガーマスク佐山聡が涙 “生みの親”新間寿さん通夜「その愛を父親のように感じる」

“過激な仕掛け人”と呼ばれた、元新日本プロレス専務取締役営業本部長の新間寿さん(享年90)の通夜が29日、都内で行われた。新間さんが会長を務めたストロングスタイルプロレスを率いる佐山聡(67)やプロレスラー藤波辰爾(71)、前田日明(66)ら多くの著名人を含む380人が参列した。   ◇   ◇   ◇佐山は「新間さんの写真を見てると、僕が入門した時(のこと)から思い出してきて、全部が全部、走馬灯のようによみがえってきました。父親のような温かい人だったんで。(世間の)イメージは稲光のように仕事をやったりとか、いろんなものを決めたりする、すごい能力がある人ですけど、僕らにとってはすごい味方であって、僕らをよく支えてくれたと思ってます」と振り返った。初代タイガーマスクとして活躍した佐山は「タイガーマスクにとっての新間さんは、生みの親ですよね。あの仕事ができる新間さんが、それにもましてタイガーマスクをつくったという自負があるんでしょうね。レスラーに、特にタイガーマスクに愛情をかけてくれて。集中してくれて、温かさを感じて、愛を感じる人でしたね」と新間さんの人柄について説明した。新間さんが亡くなる直前には「タイガーマスクをつくったことが俺の誇りだ」と話す映像も送られてきたそうで「すごい熱い人だなと思って、その愛を父親のように感じますね」と涙をにじませた。佐山自身、現在パーキンソン病で闘病中だが「新間さんのことを考えると、なんとかプロレスを盛り上げていけたらと思います。僕も病気で何もできていなかったので、これを機会にプロレスの方にかなり強力に入っていこうかなと思っています。ストロングスタイルでもない、従来のプロレスでもない、タイガーマスクのプロレスをやって、世界中に広めていくと新間さんも喜ぶんじゃないかと。それを目指していこうかなと。それをやります。やる気にさせてくれました」と話していた。【千葉修宏】

「危ない美人だね」女性ファイターが透ける赤いセーターとスリット入りスカートの姿を披露

アジア最大の格闘技団体「ONE Championship(以下、ONE)」に所属する平田樹(25歳)は、29日までに公式インスタグラムを更新し、私服姿の写真を公開しました。彼女は透け感のある赤いセーターと、足元に大きなスリットが入ったデニムのロングスカートを着用しています。この新たなスタイルは、試合中の雰囲気とは大きく異なっており、前髪を下ろしたロングヘアの姿も披露されています。ファンからは「危ない美人だね」「格闘家じゃなくて普通の女の子みたい」「ゴージャス」といったコメントが寄せられています。他にも、最近の投稿では、額を出したヘアスタイルにキャップを合わせ、大きめのグレーのスウェット姿も見せています。この投稿に対しても、「かわちい番長」「ビューティフル」という反応がありました。

広島東洋カープの熱心なファン、岸田前首相がバックネット裏で試合に参加 夫人と幸せな時間を共有

広島東洋カープの愛好者として有名な岸田文雄前首相は、今回バックネット裏の最前列に座り、試合を熱心に応援しました。岸田氏の隣には裕子夫人が寄り添い、試合の終盤まで笑顔で楽しむ姿が印象的でした。試合中にテレビ中継の打席映像に映る岸田夫妻の姿が話題となり、SNSでは「どうかカープに勝利を」「岸田ご夫妻に素晴らしい試合を見せてあげてください」といった応援の声が多数投稿されました。試合は3-3で延長戦に突入しましたが、広島は12回裏に3-4で惜しくもサヨナラ負けを喫しました。

【日本ハム】再び送りバント失敗、新庄監督が困惑 直後に山川穂高選手が先制ホームランを打たれる

開幕から24試合連続で犠打なしのプロ野球記録を更新中の日本ハムは、2回の攻撃で送りバントに失敗しました。4番の野村選手と5番の万波選手が、ソフトバンクの先発モイネロ選手から連続で四球を選び無死一、二塁のチャンスを得ました。ここで6番の松本剛選手に送りバントのサインが出されましたが、最初の球を上手く転がせず、小フライとなり失敗しました(記録は捕邪飛)。これまでの試合でも6度送りバントのサインが出されましたが、成功には至らず、この日も失敗に終わりました。新庄剛志監督(53)も思わずしぶい表情を浮かべ、首をひねりました。その後のバッターも打ち取られ、絶好の先制のチャンスを逃すと、その裏で先発の伊藤投手がソフトバンクの4番山川選手に左翼へ先制の5号ソロホームランを許し、序盤から流れが悪くなり先制点を奪われました。

【陸上】「良い足だね」「すごいシシャモ~」“ムキムキ女子ジャンパー”がデニムのミニワンピ姿を披露

女子走り幅跳びの榎本樹羅(アストライア明石AC所属、23歳)が、29日までに自身のインスタグラムのストーリーズや公式X(旧ツイッター)を更新しました。今回、私服姿をみせてくれました。 インスタやXには、ジャケット&ロングスカート姿で、咲き誇る黄色いチューリップと同じくらいの高さにしゃがみ込む姿や、デニムのミニワンピースを着て防波堤の上を歩いている様子を投稿しました。 Xに投稿されたデニムワンピースの写真では、左足を曲げて手を高く上げたポーズを取っています。筋力が見事に鍛えられたふくらはぎの血管が浮き出ており、榎本自身も「ふくらはぎの上を血管が走ってるな…」とコメントしました。 この投稿には、「脚がたくましい!素晴らしい!」「すごいシシャモ~」「かわいい!こういうの待ってた!!」といった反響が寄せられました。 榎本は一部のコメントに対して反応しました。「良い足だね。触ってみたい」という声には「触るのはダメよ」、「夕陽に照らされた血管が素敵です」という声には「夕日がめっちゃ綺麗だったよ!!」、「本当にいい筋肉の付き方…」には「自分でも美味しそうだと思う」とコメント。「ふくらはぎの筋肉かっこいいですね~」には「そうでしょ」と笑顔の絵文字を添えて返していました。 テレビ出演時には「陸上界の愛されムキ子」と紹介されたこともありました。昨年末にはTBS系「オールスター体育祭」にも出演しました。 彼女は立命館大学の女子陸上部でキャプテンを務めた経験があり、大学4年生の時に23年日本学生対校選手権(日本インカレ)走り幅跳びで7位に入賞しました。

【西武】高橋光成「迷惑をかけたと思うんですけどこれが絶対生きてくる」597日ぶりに勝利投手** **

** 西武の高橋光成投手(28)が597日ぶりに勝利投手となりました。勝利の瞬間、彼の顔には喜びの笑顔があふれました。しかし、高橋は「もう、訳わかんない感情になりました。久々すぎて」と心境を明かしました。多くの仲間とハイタッチし、抱擁を交わしました。今シーズンこれまでの戦績は0勝2敗、昨シーズンは0勝11敗。前回の勝利は23年9月10日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で、今回の勝利までに1966球の投球が必要でした。高橋はお立ち台で「お待たせしました、すいません」と言いながら笑顔を見せましたが、その道のりは決して楽なものではありませんでした。「試合後はもうずっと泣きそうだったんですけど、こらえてましたね。チームメートとハイタッチしたり、ファンの皆さんからの声援を受けたりして、本当に危うく涙が出そうになりました」と語ります。その瞬間の感動は言葉では言い尽くせませんでした。ついに彼は長いトンネルを抜けました。「こういうことになって得るものってすごくたくさんあって、そういうのを感じられたりだとか、この経験っていうのは今後の野球人生だけじゃなくて自分の人生にも生きてくると思うので。本当に今日の勝利は大きいです」と彼は振り返ります。捕手陣にも感謝の気持ちを伝え、「本当に迷惑をかけたと思うんですけど、でもこれが絶対生きてくると思う。生きてくるっていうか、こういう経験ってなかなかできないです。お互い。それはポジティブに捉えて、今後の野球人生につなげていけたらなって。お互い、そう思っていると思います」と述べました。この勝利は彼の人生に新たな光をもたらしました。【金子真仁】

【柔道】永山竜樹、94キロの差に挑むも完敗「重すぎた」と笑顔で振り返る

柔道男子60キロ級でパリ五輪の銅メダルを獲得した永山竜樹選手(29=パーク24所属)は、体重無差別級の大会に挑みました。大会では最軽量の階級から唯一の出場者として、最重量の100キロ超級に出場する筑波大学の4年生、入来巨助選手と対戦しました。試合は開始から1分44秒で、払い腰によって一本負けを喫しました。 永山選手は試合後、「もう少し戦いたかったけれど、相手が重すぎた」と語り、「足技で崩せるかと思ったが、相手の足が動かなくて、私の技も全く通じなかった」と振り返りました。序盤に攻め込むシーンを見せ、背負い投げやともえ投げで一瞬相手を浮かせたものの、再び試みたともえ投げは防がれ、場内は驚きに包まれました。 永山選手の体重は66キロで、入来選手は160キロ。身長も156センチの永山選手に対して、入来選手は182センチと大きく異なります。こうした不利な状況で、一度は相手の技に耐えたものの、その後の払い腰で畳に叩き付けられました。 試合後、「試合に夢中で大歓声もあまり聞こえなかった」「失敗すれば命に関わるような気持ちだった」と笑い、「投げられた瞬間は平気だったが、耐えた時の衝撃があまりに大きくて、正直、死を覚悟しました」と振り返りました。 それでも「柔よく剛を制す」という声援に応えつつ、小柄な選手として場を盛り上げました。「持っても浮かないので」と笑みを浮かべつつ、「向かい合った瞬間に大きさを感じた」と語りました。東海大学の重量級選手との練習でも相手が怪我をしないよう気を使っていたというが、「全日本の舞台では特に相手の真剣さを感じ、恐怖もあった」と述べました。 今回が5年ぶり2度目の出場となった永山選手は、前回は90キロ級の相手に勝利していたものの、今回は初戦突破ならず。「重量級との練習で体は鍛えられた。60キロが160キロに挑むのは無謀だったかもしれないが、成長できた」と述べました。 永山選手の前には、同じくパリ五輪代表の阿部一二三選手と橋本壮市選手が初戦を突破。「自分も続きたかったが、条件が悪すぎた」と悔しがり、笑いながら「次は、もう少し軽い相手と戦いたい」と述べました。 「腰だけでなく首も痛い」と苦笑しつつ、「でも大丈夫です」と切り替えました。次戦は6月、ハンガリーのブダペストで開催される世界選手権で初優勝を目指します。「まだ世界チャンピオンになれていないので、オリンピック前に自分が一番強いことを証明したい」と意気込みを語りました。