初優勝の西郷真央、島津製作所との所属契約が注目される理由

女子ゴルフ界で初めてメジャー大会で勝利を収めた西郷真央選手(23)が所属契約を結ぶ京都市の島津製作所は、公式サイトで「西郷プロがついにやりました」と大々的に祝福コメントを発表しました。「ついに米ツアー初優勝をメジャー制覇で達成しました。本当におめでとうございます!」とメッセージを掲載しています。
同社広報部門の担当者によれば、この素晴らしい知らせに対して、多くの喜びの声が社内外から寄せられたとのことです。
千葉県出身の西郷選手と、京都市に本社のある島津製作所は、2021年からスポンサー契約を結び、2022年3月にはより深い関係を表す所属契約を締結しました。
京都の地元選手ではないにも関わらず、同担当者は「西郷選手がゴルフに真摯に取り組む姿勢が、我々の研究開発における技術追求の姿勢と合致し、弊社の企業カラーにぴったりでした」と、スポンサーとしての出会いの背景を説明しています。
優勝時に世界中に中継された映像では、西郷選手の帽子に輝く「SHIMADZU」のロゴが注目されました。
担当者は「西郷選手がこうして注目を浴び、我々も非常に喜ばしいです」と感動を語っています。
分析計測機器や医用機器など、多岐にわたる分野で事業を展開している島津製作所は、1875年に京都で創業し、今年150周年を迎えました。西郷選手の優勝は、同社にとってダブルの記念日となりました。