74歳の世界的ゴルファー岡本綾子がWOWOWの解説を務め、西郷真央(23=島津製作所)選手のツアー&メジャー初優勝に感動しました。
プレーオフ(PO)は5人による激戦で、1ホール目で唯一西郷がバーディーを決めました。他の選手たちはバーディーチャンスを逃し、西郷だけが栄冠を掴みました。
その瞬間を見届けた岡本は「優勝~」と叫び、「劇的で驚きました」「ゴルフは本当に何が起こるかわからない」「こんな結末は初めてです」と感嘆しました。
岡本は日本国内ツアーで44勝、米国ツアーで17勝し、1987年には米ツアーで初の非米国人賞金女王になりました。大会中に西郷のインタビュー映像を見て「面白いインタビュー」と冗談を飛ばし、感動の結末を迎えました。
その後、スタジオでは岡本と実況アナが西郷にインタビューを行いました。
-(アナ)優勝者が行う池へのダイブはどうでしたか?
西郷 とても深くて、溺れるかと思うくらいでした。飛び込むのが目標だったので嬉しいです。
-(岡本)池の水は汚くなかった?
西郷 ちょっと匂いがありましたね、とチームで話していました。岡本さんに見てもらえて光栄ですし、見ていただいた中で優勝できて嬉しいです。
-(岡本)おめでとう、一言で言わせてもらえれば十分です。これからも体に気をつけて頑張ってね。
西郷 ありがとうございます。
-(アナ)最終18番ホール、72ホール目のバーディーパットは?
西郷 上りの3メートルのスライスラインで、今日は同様の距離を決めきれなかったのでプレッシャーを感じました。でも、これを決めないと次の同じ機会で勝てないと思い、集中して自分の納得いくストロークをしました。それがど真ん中に入ってとても嬉しかったです。4日間で最高のショットでした。
-今後については?
西郷 様々な方からの期待を感じますが、自分がやるべきことはどこでも変わらないので、全力で頑張り続けます。