【夏場所新番付】珍名力士「兎富士」誕生「うさぎのようにピョンピョンと番付を…」/改名力士編

珍名力士が誕生した。日本相撲協会は28日、夏場所(5月11日初日、両国国技館)の新番付を発表。春場所で前相撲を取った佐藤(15=伊勢ケ浜)は、兎富士(うさぎふじ)と命名された。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「かわいいじゃない。意味はいくらでもある。うさぎのようにピョンピョンと番付を上がっていく。(しこ名は)見た目の雰囲気で合いそうなものを付けていますから」と説明した。千葉県出身の佐藤は、182センチ、125キロ。前相撲では苦戦が続いたが、新しいしこ名で序ノ口デビューを果たす。動物の文字が付いた力士は少なくない。龍、竜、馬、虎、寅は複数在籍。そのほか、玉鷲、翔猿、狼雅、獅司、白熊らがいる。その他の改名力士は、以下の通り。新十両の宮乃風は宮城からの改名が発表済みで、兎富士を含めて序二段以下で9人の改名があった。【序二段】氏家→魁白猩(かいはくしょう、浅香山)玉置→魁玉聖(かいぎょくせい、浅香山)荒剛丸→荒神丸(こうごうまる、式秀)青木→鶴ノ富士(つるのふじ、伊勢ケ浜)馬渕→揖武貴(いぶき、武蔵川)中山→魁蒼(かいそう、浅香山)【序ノ口】門村→駒ノ富士(こまのふじ、伊勢ケ浜)安田→満富士(みつるふじ、伊勢ケ浜)佐藤→兎富士(うさぎふじ、伊勢ケ浜)以下の力士は、下の名前を改名した。貴健斗輝虎→貴健斗誠虎(たかけんと・まさとら)荒剛丸琢磨→荒神丸武(こうごうまる・たける)