Day: April 27, 2025

【QE2世ステークス】日本のダービー馬、タスティエーラが海外G1で初勝利!

2023年のダービー馬であるタスティエーラ(5歳牡馬、調教師:堀宣雄)が、海外G1レースで初の勝利を手にしました。彼はレース中、4番手から余裕を持って進み、直線でも楽な手応えを保ったまま先頭に立ち、完璧な勝利を収めました。2着にはプログノーシス(7歳牡馬、調教師:中内田充正)が入り、日本馬が1位と2位を独占する結果となりました。タスティエーラを勝利へと導いたレーン騎手は、「素晴らしい結果です。馬のコンディションが非常に良かったです。キャロットファームやノーザンファームの皆さんの努力が実を結びました。依頼を受けた時点で、大きなチャンスがあると感じていました。このような場で結果を残せたことを誇りに思います」とコメントしました。

【ACL】横浜F・マリノスがアルナスルに大敗「予算規模の違いが壁に」

昨シーズン準優勝の横浜F・マリノスは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)を擁するサウジアラビアのアルナスルに1-4で完敗しました。前半だけでロナウドらに3点を奪われ、後半にMF渡辺皓太(26)が1点を返しましたが、それも焼け石に水でした。現在ベスト8進出を果たしたのはすべて開催国サウジアラビアのチームです。同国のスポーツ政策の後押しにより、欧州から一流選手を獲得しており、東アジア勢が対抗するのは難しい状況が浮き彫りになっています。 ◇   ◇   ◇横浜のディフェンスが耐えきれずに崩壊しました。前半27分にDFデンのクリアミスから先制点を与えてしまい、一度崩れた流れを止めることはできませんでした。4分後、元リバプールのセネガル代表FWサネに突破を許し、同38分にはロナウドが世界最多更新となるキャリア通算934点目を決めました。「相手の個々の力やボールを扱う技術に圧倒されました」と選手の植中は率直に語りました。ロナウドやサネ以外にも、インテル・ミラノで活躍していたクロアチア代表MFブロゾビッチが中盤で目覚ましい動きを見せ、コロンビア代表FWデュランはアストンビラから1月に移籍してきたばかりの新星で、進化を続けています。「分かっていましたが」という言葉通り、資金力の違いが大きな壁になっているのです。今大会の3試合が終了し、東地区代表はどれも敗北を喫しました。神戸を破った韓国の光州はアルヒラルに0-7の大敗。タイのブリラムも、元マンチェスターCで欧州CLを制覇したアルジェリア代表のマフレズや、元リバプールのブラジル代表フィルミーノらに得点を許し、0-3で敗れました。なぜ東地区のチームがこれほど失点が多いのか? 横浜のキスノーボ・ヘッドコーチは「クラブの予算規模が違う。今日戦った相手の選手たちは、私たちが手にすることができないような選手たち」と述べました。ロナウドの年俸はおよそ2億ユーロ(約330億円)とも言われ、サウジアラビアは2034年W杯開催を目指し、スポーツ政策を進めています。オイルマネーに支えられたファンドの支援を受けての高額な選手獲得は、欧州からの移籍が活発なJクラブにとっては厳しい戦いになります。横浜は大会直前に監督を解任し、アンデルソンロペスを先発から外すなどの思い切った策で挑みましたが、結果は厳しいものでした。勝利の喜びは味わえなかったものの、現実が突きつけられました。

【阪神タイガース】植田海、力強いヘッドスライディングでユニホームが破れる 9回裏での同点機に挑むもアウト

阪神タイガースの内野手、植田海(29)は力強い走塁を見せましたが、得点には結びつきませんでした。試合は巨人に1点リードされ、9回裏を迎えていました。代打の木浪が二塁打を放ちチームにチャンスをもたらし、植田が代走として登場しました。小幡が犠打を決めて1死三塁の状況を作り出しました。続いて代打の渡辺がマルティネスの直球を叩き、遊撃へのゴロとなりました。植田はホームを目指し全力でヘッドスライディングを試みましたが、タイミング惜しくも本塁でアウトとなり、同点には至りませんでした。立ち上がった植田のユニホームの右肩部分は破れ、その激しい攻防を物語っていました。

【DeNA】バウアー、復帰後初勝利!「ファンタスティックジョブ」と20歳の“女房”に賛辞/一問一答

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は、日本球界復帰後、初の中4日での先発として登板しました。彼は8回を投げ、2安打、1失点、10奪三振、そしてNPB自己最多の129球を記録し、日本復帰後初めての勝利を挙げました。これは、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりの白星です。三浦大輔監督は「最後まで球の力を失うことなく投げきってくれた」と高く評価しました。バウアーの一問一答は以下の通りです。-日本での2年ぶりの勝利ベイスターズファンの皆さんの前で再びピッチングができることを本当に待ち望んでいました。皆さんの熱い応援が力を与えてくれました。-今回の129球、10奪三振の投球について欲を言えば9回も投げたかったのですが、伊勢投手が素晴らしいピッチングを見せてくれたので感謝しています。-8回、一死三塁からの連続三振についてあの場面は今日の試合のヤマ場だったと思います。ランナーをかえさないようにと全力を尽くし、それを実行できたのは嬉しいです。-中4日での登板について状態はとても良く、初回はまだ目が覚めていなかった部分もありましたが、皆さんの熱い応援のおかげで目が覚め、ピッチングに集中できました。-松尾選手とのバッテリーについてファンタスティックジョブ。彼はリードだけでなく、ブロッキングや試合前後のコミュニケーションなど、すべての面で素晴らしい活躍を見せてくれました。-2年ぶりのお立ち台に立った感想とファンへのメッセージ皆さんと再会できることを本当に楽しみにしていました。ようやく初勝利を手にすることができたので、これからも皆さんの前で多くの勝利をお見せしたいと思います。

【ヤクルト】高津臣吾監督「まさかと言ったら失礼…」茂木栄五郎3ランで5カードぶり勝ち越し

ヤクルトは中日を相手に逆転勝利を収め、5カードぶりのシリーズ勝ち越しを達成しました。2点リードされた4回、無死一・二塁の状況で茂木選手が逆転の3ランホームランを打ちました。それまでの3回ではランナーを一人も出せずにいましたが、4回でやってきたチャンスを一振りで試合の流れを変えました。5回には、下半身のコンディション不良で登録を抹消された長岡選手に代わり遊撃手スタメンの武岡選手が1死から右方向への二塁打で好機を演出。続く2死二塁からサンタナ選手がセンター前に適時打を打ち込みました。さらに2死満塁の場面では赤羽選手が右方向に2点の適時打を放ちました。先発の小川投手は初回に2点を失いましたが、2回以降は立て直しに成功。5回には1死三塁のピンチを迎えましたが、岡林選手を遊撃飛、山本選手を二飛に打ち取りました。中盤では打線の支援を受け、6回を4安打失点で2勝目を手にしました。7回以降はリリーバー陣でリードを守り切りました。高津臣吾監督は一発を打った茂木選手について、「大きな一打でしたね。ホームランだとは思っていなかったけれど、2点差だったので、何とか内野ゴロでも1点を取り、次のオスナに期待するということを考えていました。でも、まさかホームランとは。しかし、まさかと言っては失礼だが、素晴らしくチームに勢いを与えた一打でした」と敬意を表しました。また、2勝目を挙げた小川投手について、「今日は総力戦のつもりでした。本当は、3回くらいでチャンスが来たら代えようと思っていたのですが、彼の持ち味である打たせて取る投球が上手くなってきたので、ゲームを引っ張ることができたのかなと思います」と振り返りました。

【日本代表チーム】森保一監督が奄美大島の子どもたちに心温まる神対応…自らの靴と靴下までプレゼントし、裸足で会場をあとに

日本代表チームの監督、森保一さん(56歳)は27日に鹿児島の奄美大島を訪れ、地元の子どもたちに情熱的なサッカー指導を行いました。かつて知人とプライベートで奄美大島を訪れた経験が縁となり、今回の訪問が実現。地域の小中学生にサッカーの楽しさとチャレンジすることの重要性を伝えました。島には大物の訪問に対する興奮があふれ、朝には市の放送を通じて森保監督の来訪が告げられました。「いつか子供たちに会いに行きたいと思っていました」と森保監督。忙しいスケジュールの中、1泊2日という短期での訪問が決まりました。市のグランドに登場すると、子どもたちの目は期待で輝き、グランドはざわめきに包まれました。ジャージを着た森保監督は「日本代表に加わる選手を発掘するために来ました。皆さんの特技を活かし、協力して頑張ってください」と励ました後、しばらく子どもたちのプレーを見守りました。すると突然、指笛を吹いて子どもたちを集め、「サッカーは歩いてするものじゃない。ボールを奪われたら取り返しに行くんだ。仲間で協力してボールを奪取り、そこからゴールを目指してほしい」と熱心にアドバイスしました。その言葉を受けて、子どもたちの動きは一転。激しいボールの奪い合いや活発な指示の声が飛び交いました。森保監督も「ナイスチャレンジ! ブラボー!」と声を上げ、さらに子どもたちを盛り上げました。トレーニングが終わった後、森保監督は「みんなのプレーが変わった。ほとんどの人がプロ選手や日本代表を目指すと思う。その夢を追いかけて、ぜひ挑戦してほしい」と語りかけました。「その可能性は非常に高いので、自分の可能性を信じて仲間と競い合って成長してほしい」とエールを送ったのです。その後、じゃんけんで勝った子どもには、サイン入りのユニホームを贈呈。さらに、靴や靴下も欲しがられ、結果、裸足で会場をあとにするほどの心温まる対応を見せました。イベント後の取材で森保監督は「前半は緊張感があったが、後半はみんなが生き生きとプレーしてくれたので、本当に来て良かったです」と柔らかな笑顔で振り返りました。【佐藤成】

【バレー】高橋藍のサントリー-名古屋/SVリーグCS準決勝第3戦ライブ速報中

バレーボールの大同生命SVリーグ男子・チャンピオンシップ(CS)準決勝第3戦が行われる。2位のサントリーは名古屋と対戦する 【詳細】SVリーグCS準決勝第1戦 【詳細】SVリーグCS準決勝第2戦 【イラスト】男子バレーSVリーグ・チャンピオンシップ勝ち上がり サントリー022-25 -  -  -  - 0名古屋 ◆試合経過 第1セット リーグ2位のサントリーは、セッター(S)大宅真樹、オポジット(OP)ドミトリー・ムセルセスキー、アウトサイドヒッター(OH)高橋藍、アレクサンデル・シリフカ、ミドルブロッカー(MB)鬼木錬、小野寺太志、リベロ(L)藤中颯志と、第2戦と同じスタメンを起用。対する3位の名古屋は、S深津英臣、OPニミル・アブデルアジズ、OH水町泰杜、ティネ・ウルナウト、MBのポジションに、山崎彰都と傳田亮太、L渡辺俊介を起用した。 第1セットは、名古屋が先手を取った。水町のスパイクやサービスエースが効果的に決まり、7-4とリードした。一方のサントリーもムセルスキーのブロックポイントや高橋藍の強打などで11-10と巻き返したが、名古屋はアブデルアジズのエースなど3連続点で再逆転。終盤まで競り合いが続いたが、23-22の場面でアブデルアジズがエースを決めてセットポイントを握ると、最後もアブデルアジズがエースを沈めてセットカウントを先取した。第3戦にして初めて名古屋が第1セットを奪った。 サントリー対名古屋 第1セット スパイクを打つサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁) サントリー対名古屋 第1セット スパイクを打ったサントリー高橋藍だが相手ブロックに阻まれる(撮影・和賀正仁)

【スピードスケート】高木美帆、五輪イヤーで波に乗る オフにヨガ&サーフィンで「疲れました」

スピードスケートの名選手である高木美帆選手(30=TOKIOインカラミ)は、2026年のミラノ・コルティナオリンピックを目指し、4度目のオリンピックに向けて準備を進めています。26日には、宮崎市で2種類のアクティビティに参加しました。所属する「teamGOLD(チームゴールド)」は20日から合宿を開始し、自転車トレーニングなどを通じて体力強化に努めています。この日はオフの日として、午前中にヨガに参加しました。海を見ながら体をリラックスさせ「素晴らしいロケーションの中で、休日の朝からヨガができたことで、気持ちがリフレッシュできた」と語り、晴れやかな顔を見せていました。「ヨガをすることで、体の左右のバランスがわかる。左はできるけれど、右は難しいという発見もある。これはスポーツにも役立つかもしれない」と話します。スピードスケートは左回りが基本のため、体のバランスに偏りが生じることもあります。そのことを再認識しながら、休みの日でも競技への新たなヒントを得ています。その後はウエットスーツに着替えて海へ向かい、サーフィンを楽しみました。過去に指導を受けていた経験を活かし「スケートほどバランスを取るのは難しくない」と言い、巧みに3度波を乗りこなしました。後半はバランスを崩す場面が増え、チームメートより早めに砂浜に上がり「疲れました」と笑顔を見せました。合宿の前日の練習後には「長年スピードスケートを続ける中で、どのように体を強くしながらコントロールするのか、もう一度考える時が来たのかもしれない。体作りをしつつ動きの修正をしていて、有意義な時間を過ごせている」と手応えを感じていることを明かしていました。今月の初めまでは「ネガティブで、自分を抑えている感じだった」と振り返りますが、現在は「内側から出てくる感情がある。迷わずに一歩踏み出し、貪欲に進みたい」と前向きな姿勢を見せています。オリンピックで7つのメダルを獲得した女王が、4度目の大会に向けてさらなる波に乗っています。【飯岡大暉】

【DeNA】バウアー、腕を広げて困惑の表情 1回に痛恨の失点、松尾の二塁送球で本塁突入許す

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は中4日で先発登板し、初回から予想外の失点を喫しました。1回1死一、三塁の場面で、広島の4番打者末包選手との対決。カウント3-2の状況から投げた6球目はボールとなり四球に。この間に、一塁走者である小園選手が二塁への進塁を試み、捕手である松尾選手が二塁へ送球。その隙に、三塁走者羽月選手がホームにヘッドスライディングで突入し、重盗による先制点を奪われました。球場内が騒然とする中で、バウアー投手は腕を広げて困惑の表情を見せました。しかしながら、彼はその後立ち直り、8回を129球投げて10奪三振を記録。2安打1失点に抑え、日本球界復帰後初勝利を飾りました。日本での勝利は、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりとなります。

【陸上】落合晃、東京世界陸上に向け大きく前進「目標に届いて良かった」1分45秒88で開催国枠記録に合致

駒澤大学のルーキーである日本記録保持者の落合晃(18)が、1分45秒88で初優勝し、9月に開催される東京での世界選手権出場に向けて一歩近づきました。この記録は開催国枠のエントリー基準とぴったり一致しました。通常の選考基準をクリアする選手がいない場合は、7月上旬に東京の国立競技場で行われる日本選手権での成績や世界ランキングによって初の代表入りが決まります。「これが一つの目標でした。そこに届いて本当に良かったです」と笑顔で話しました。レースは600メートル付近までは競りましたが、終盤で差をつけました。「状態が良く、余裕をもって走ることができました」と、2位の岡村颯太(鹿屋体育大学)に1秒16の差をつけました。駒澤大学の大八木弘明総監督からは「ラスト150メートルが重要」と言われており、「ギアを切り替えることができた。練習の成果を感じています」と振り返りました。初の世界選手権代表への道を進みましたが、参加標準記録である1分44秒50まであと0秒30です。7月上旬の日本選手権で3位以内に入れば、他の選手の成績に影響されずに代表に決定します。次の戦いは5月3日の静岡国際です。「標準記録を突破することが目標です。そのための準備をしたいと思います」。この日の記録を1秒38縮める必要がありますが、「この時点で(1分)45秒8台。調子は上がってきています。これから気温が上がると、体も動いてくる感覚があります。まだまだ向上できます」と自信を見せました。