落合博満氏、話題の「トルピードバット」を解説 駒田アナ「なぜか安心感が…」

元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏(71)は、27日に放送されたTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の生放送に解説者として出演し、現在野球界で注目されている「トルピード(魚雷)バット」についてコメントをしました。
「トルピードバット」とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身の物理学者で、昨シーズンまでニューヨーク・ヤンキースでアナリストを務めていたアーロン・リーンハート氏、現フロリダ・マーリンズのフィールドコーディネーターが開発したものです。このバットは先端が細くなっており、魚雷やボウリングのピンのような形状をしているのが特徴です。ヤンキースでは選手たちがこのバットで本塁打を量産したためブームになり、NPB(日本プロ野球)でも11日にプロ野球規則委員会で使用が即日認められました。西武ライオンズの源田や中村、阪神タイガースの大山らが実戦で使用しています。
落合氏は実際にこのバットを手に取り、「感触は軽いですね。重心が手元にあるため、実際の重さよりも軽く感じます。練習で試してみる程度の価値はあるかもしれません。状態が悪いときに試してみるのも一つの方法かもしれませんね」と述べました。
さらに「バッターにはそれぞれのスタイルがあって、どんなバットを使っても芯に当てようとするのはバッターの本質です。あくまで試してみて、慣れることが重要。結果が出れば合っているし、出なければ元に戻せばいいのです。そんな使い方で良いでしょう」と語りました。最後に、「『魚雷バット』というより『トルピードバット』と呼んだ方がいいですね」とまとめ、駒田健吾アナウンサーは「なぜか安心感がありますね」と笑みを浮かべました。