【バレー】高橋藍「複雑な気持ちが残るが…」ビデオ判定の騒動を乗り越えサントリーが決勝への切符を手に入れる

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レギュラーシーズンで2位を獲得したサントリーは、第3戦で3位の名古屋を打ち破り、2勝1敗で決勝進出を決めました。初戦で名古屋に第1セットを奪われましたが、続く3セットを連取し、試合に集中して連勝を収めました。5月3日からの決勝戦では、大阪Bを破った愛知と初代SV王者の座をかけて戦います。

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サントリーが白熱した試合を制し、見事な逆転勝利を成し遂げました。セットカウントが2-1となり迎えた第3セットの終盤では、25-25からの得点判定をめぐり、ビデオ判定によるチャレンジが行われ、その際には名古屋にレッドカードが与えられるという緊迫した場面もありましたが、チームは円陣を組んで集中力を高めました。最終的にはシフリカの決定打で27-26とし、歓喜の瞬間を迎えました。試合の要所で活躍した高橋藍(23)は「名古屋の気持ちを考えると複雑な思いが残るが、まずはここを勝ち抜くことが重要だった」と話し、突破に自信を見せました。

試合開始早々に第1セットを奪われる展開になりましたが、「気持ちの勝負だった」と語り、3セットを取り返しました。18得点をあげた自身のプレーにも満足顔を見せ、「高い数字を残せたと思う」と語るスパイク決定率は65.4パーセントを記録しました。守備も「軸として行うことで安定感を出すことができた」と語り、決勝へつながるプレーに手応えを感じていました。

初代王者まであと2勝。「ここまで来たら優勝か、それともできないか。まずは自分たちのバレーを信じて戦い抜きたい」と、愛知撃破を誓い来週の試合へ意欲を燃やしています。

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