【バレー】「初めての経験」名古屋のバルドヴィン監督、判定に不満を表明

名古屋はサントリーに1-3で敗北し、決勝進出の夢を断たれました。その中で、名古屋のバルドヴィン監督は疑惑の判定に対し、困惑する姿を見せました。
「普段は審判について言及することはありませんが、1994年に指導者としてのキャリアを始めて以来、こんな経験は初めてです。ニミル選手が赤い丸が表示されなかったことに触れるのは、異常ではありません。」と口にしたバルドヴィン監督は、唇を噛みしめました。
問題の場面はセットカウント1-2で迎えた第4セットで起こりました。25-25の場面で一度アウトと判定されたウルナウト選手のスパイクが、ビデオ判定で覆りセットポイントを逃しました。しかし、スクリーンに赤い丸が表示されず、意味を「タッチ」と取られないことで、ニミル・アブデルアジズ選手は「リクエスト失敗」と誤解し、審判に抗議。この行為がマナー違反とされ、この試合ですでにイエローカードを受けていたアブデルアジズ選手は、レッドカードを受けました。これによりサントリーに得点が入り、26-26の同点となりました。相手にサーブ権が渡った再開後、流れを断たれる結果となりました。
バルドヴィン監督は判定に対し不満を述べる一方で、「もう少し冷静に対処すべきだった」と反省の声もありました。最後に、「サントリーは今日の試合でより優れていました。彼らこそが決勝に進むべきチームです。残念ですが、これは我々の言い訳ではなく、サントリーが優れていたということです。」と対戦相手を称賛しました。