遠藤航が所属するリバプール、20回目の優勝!各国代表主将が称賛した日本代表主将の活躍
日本代表のキャプテンであるMF遠藤航(32)が所属するリバプールがホームでトッテナムを5-1で破り、4試合を残して5シーズンぶりの20回目の優勝を果たしました。これにより勝ち点を82に伸ばし、2位アーセナルとの差を15に広げました。国内リーグでの通算20回目の優勝は、マンチェスター・ユナイテッドと並んで最多です。 ボールを奪われたらすぐに奪い返すという姿勢を、この試合でも見せつけて勝負を決めました。前半12分に先制を許しましたが、その4分後に同点に追いつきました。FWサラーのスルーパスからMFソボスライが右サイドを突破し、FWルイス・ディアスが右足で冷静に押し込みました。 さらに24分には、MFフラーフェンベルフが敵陣でボールを奪い返し、MFマクアリスターがペナルティエリア外から豪快なシュートを決め、観客を驚かせました。前半での逆転が完了しました。 勢いは衰えることなく、34分にはガクポが右サイドから追加点を奪い、後半18分のカウンターからFWサラーが28点目を決めて勝負を決定づけました。24分にはオウンゴールでリードを広げました。 遠藤は5-1の後半31分に右サイドバックとして途中出場し、試合後には喜びを分かち合いました。彼はアーセナルの稲本潤一、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司、レスターの岡崎慎司、そしてリバプールの南野拓実に続き、プレミアリーグを制覇した5人目の日本人選手となりました。 昨シーズン、クロップ監督のもとで29試合に出場しましたが、今シーズンはオランダ出身のスロット監督のもとで主に後半からの出場でした。しかし、彼の準備と守備力は高く評価され、チームメートたちの信頼を集めました。 2月16日のウルバーハンプトン戦では、遠藤はクローザーとして後半26分から出場し、決勝ゴールを守りました。後半追加タイムにも、自陣深くまで戻ってボールを奪い、相手のファウルを誘いました。 その姿勢に、アンフィールドのファンは拍手を送り、ハンガリー代表のMFソボスライ、スコットランド代表のDFロバートソン、オランダ代表のDFファンダイクに加え、ブラジル代表の守護神アリソンも遠藤を称賛しました。 その1週間後のマンチェスター・シティー戦でも後半29分から出場し、2-0の勝利に貢献しました。スロット監督は固定メンバーで戦う方針でしたが、遠藤は献身的に役割を果たし、クラブの歴史的な20回目の優勝に大きく貢献しました。