セルティック、4季連続で55度目のリーグ優勝達成!前田大然が33ゴール10アシスト、旗手怜央が10ゴール10アシスト

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日本代表の2人が活躍するセルティックが、アウェイでダンディー・ユナイテッドに5-0で圧勝し、残り4試合を残して4季連続で通算55度目のリーグ優勝を果たしました。このシーズンのトータル得点も102に達しました。

試合中、前半にスタンドからみかんのような物がピッチへ投げ込まれ、一時試合が中断しましたが、その中でもFW前田大然(27歳)がスピードを活かした活躍で前半に2つのアシストを記録しました。左サイドを突破し、精巧なクロスで得点を演出しました。クラブの統計によれば、絶好調の前田は今シーズンに公式戦47試合に出場し、33得点10アシストを達成。MF旗手怜央(27歳)も52試合で10ゴール10アシストと、二人とも二重得点をマークしました。

チームは昨年12月にスコットランド・リーグ杯で2年ぶり22度目の優勝を果たしましたが、得点源であったFW古橋亨梧が今年1月にフランス1部のレンヌへ移籍しました。前田と旗手がその穴を埋め、見事に国内2冠を達成しました。

スコットランドの古豪クラブにおける日本選手の成功の始まりは、元日本代表MF中村俊輔の存在と言えます。彼が2006-07年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦で決めた直接FKは、今もチームの伝説とされています。しかし、近年のセルティックは欧州CLで目立った成績を残せておらず、リーグのレベルに関する議論も続いています。

実際、UEFAが発表する各協会ランキングでもセルティックは14位に位置し、日本選手が多くプレーする8位のベルギーリーグを大きく下回っています。前田もそのことを意識し、「スコットランドは色々と言われるので、結果を出さないと意味がない」と語ったことがあります。しかし、今シーズンの前田は欧州CLで4ゴールという、日本選手の1大会最多記録を更新しました。

リーグ戦を制したことで、来季の欧州CLにはプレーオフラウンドから出場する見通しです。前田には、今後欧州5大リーグへのステップアップも期待されています。まずは5月24日のスコットランド杯決勝(アバーディーン戦)で2季ぶりの国内3冠を狙い、さらに欧州最高峰の舞台で結果を残すことを目指しています。

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