Day: April 26, 2025

「プラチナ世代」青木香奈子が下部ツアーでプロ初勝利、中村心とのプレーオフで新人対決を制す

プロ1年目の青木香奈子(25歳=マイナビ)は、中村心(19歳=ヤマエグループHD)とのプレーオフにおいて新人対決を制し、プロとして初の優勝を果たしました。まだ下部ツアーではありますが、この勝利は彼女を新たなヒロインとして躍進させる大きな一歩となりました。 青木は単独首位でスタートし、6バーディー、4ボギーで70をマークし、通算12アンダー、204を記録。一時は後続を3打差で引き離しましたが、終盤の15番から3連続ボギーを叩き、並ばれました。しかし、18番でのプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い、勝利を決めました。 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式インスタグラムでは、真っ白なチャンピオンジャケットをまとい、優勝メッセージを寄せました。「大王海運レディースオープンを優勝することができました。今日は少し苦しいゴルフでしたが、プレーオフで勝つことができ、本当に嬉しいです」と喜びを表し、今後については「ステップアップツアーでの2勝目、そしてレギュラーツアーでのトップ10入りを目指し、頑張りたいです」とさらなる飛躍への意気込みを語りました。 ファンからは「青カナ優勝おめでとう 本当に素晴らしかった」「とても強かったです」「今年一番注目しています」などの声が寄せられました。 宮崎市出身の青木は、昨年のプロテストに6回目の挑戦で合格しました。デビュー前から多くのスポンサー契約オファーを受け、9社と契約を結びました。インスタグラムのフォロワー数は8万人を超え、今注目を浴びるルーキーのひとりです。同じ01年度生まれの「プラチナ世代」には、古江彩佳、西村優菜、吉田優利、安田祐香などがいます。 今シーズンのレギュラーツアーでは4試合に出場し、2試合で予選を通過。デビュー戦となった3月の「Vポイント×SMBC」では13位と健闘しました。下部ツアーであるステップアップツアーでは2試合目で頂点に立ちました。ルーキーとしては、先週の「フンドーキンレディース」を制した水木春花に続き、2人目の優勝者となりました。

【陸上】村竹ラシッド、東京世界陸上110m障害代表に内定 日本勢トラック種目で“第1号”

日本記録保持者である村竹ラシッド選手(23歳、JAL所属)が、9月に行われる世界選手権東京大会の代表に内定しました。彼は13秒14(追い風0.3メートル)のタイムで2位となり、世界選手権の参加標準記録(13秒27)を突破しました。さらに、昨夏のパリ五輪では5位に入賞しており、日本陸連の選考基準を満たして2大会ぶりに2度目の出場権を手にしました。女子やり投げの北口榛花選手など、他の選手もすでに内定を受けていますが、トラック種目に限ると日本勢で最速の内定となります。村竹選手は、順天堂大学4年生時の23年9月に、日本タイ記録の13秒04をマークしました。これは、同大学の2学年先輩である泉谷駿介選手(住友電工所属)の日本記録に並ぶものでした。昨シーズンも好調を維持し、パリ五輪ではオリンピックの短距離個人種目で日本勢として最高位の5位に輝きました。本大会には泉谷選手も出場し、13秒39のタイムで8位となりました。

【中日】ファウルを両手で払った井上監督「ちょっと痛かった」テーピング巻き会見登場/一問一答

中日ドラゴンズが連敗を3で止め、負け越しを2に抑えました。先発の松葉貴大投手(34)はプロ入り13年目で初の完封を目指し9回のマウンドに上がりましたが、2失点を喫し、守護神の松山晋也投手(24)が残りの2アウトを連続三振で締めくくりました。井上一樹監督(53)は、7回にヤクルト赤羽選手が放ったファウルボールがベンチへ飛んできた際、両手で払いのけました。そして試合後の記者会見に、左手の薬指と中指にテーピングを巻いて姿を見せました。一問一答は以下の通りです。 (テレビ)-余裕を持って見られたのでは。「いやいや、そのような余裕はありませんよ。流れの中で松葉が良い流れを作ってくれて、彼のこれまでの投球の安定感を考えれば信頼度は高かったです。」 -松葉が完封を逃したのは残念。マウンドでは何か話しかけていましたか。「『また宿題が出来たじゃないか』と。彼は完投や完封を狙っていましたが、(捕手の)木下選手に聞いたら『9回はちょっと球が浮いていましたね』ということでしたので、まだシーズンは続きますし、そういうチャンスはまだあると思います。今日も松葉に救われた試合でした。」 -打線も初回の相手のミスで得点しましたが、その後も追加点がありました。指揮を振るう甲斐がありましたね。「今日は色々と動きを出しながら、自分の中でのムービングサタデー的なイメージで試合を進めました。それがハマった部分もあり、反省点もありますが、上手くいったと思います。」 -スクイズや盗塁もありましたね。「最近勝てていないこともあり、指揮を振ることが億劫だったのですが、今日は選手を信じて思い切って振りました。」 -今季最多の12安打でしたね。「12安打が最多というのも課題ではありますが、我々の打線がようやく冬眠から覚めつつあり、それぞれが良さを出して、2桁安打が増え、得点に繋がればと思います。」 -6回の守備から上林が交代しましたね。「詳しくは言えませんが、少し気になる部分があり、上林は我がチームに欠かせない選手ですので、敢えて交代させました。」 -明日へ向けて。「一戦一戦を積み重ねていくことが重要です。メンバーの選定もしっかり考えて信じて、次の試合に向けて準備を進めたいと思います。」 (ペン)-松葉は開幕から安定感がありますね。「落ち着いて投げる度胸があります。それに、彼はポジティブな言葉しか発しないので、成績にも繋がっています。」 -松山は準備していたのでしょうか。「もちろん、勝ち越し点が入ると考え、準備はさせていました。」 -勝利の円陣で土田選手を指名しましたね。「私が指名したわけではなく、『龍空だよね、龍空だよね』という声がありました。彼は初めての円陣でしたが、良い仕事をしていました。」 -金丸が2軍戦で6回無失点でした。今後の期待や見通しは。「焦らず、丁寧に成長を支えていきたいと思います。」 -上林は明日も大丈夫でしょうか。「大丈夫だと思います。少し気になるので念のため交代させました。大事には至らないと思います。」 -7回に赤羽のファウルを受けた監督の左手は大丈夫ですか。「はい、ファウルボールが来たときに払い落としましたが、少し痛かっただけで、今日の勝利が薬です。」

【日本ハム】決勝ホームランのレイエス、ファンの前に立つのを辞退 「もっと打ってから絶対にファンの前に出ます」

日本ハムのレイエス選手が、チーム全員に感謝の意を示す勝利を手にしました。7回目の打席で15試合ぶりとなる第3号ソロホームランを打ち、最近の不調を見事に打破しました。「一人ではなく、チームの皆がポジティブな声をかけてくれて、良いマインドにしてくれました」と、久しぶりに笑顔を見せました。試合中、新庄監督から「野球を愉しめ」と声をかけられ、八木打撃コーチからも「三振してもいいから昨年の打撃を思い出して欲しい」とアドバイスされました。その後、第一打席での三振後には昨年の本塁打集の動画を見てイメージトレーニングを行い、仲間からの励ましも受けて、貴重な一本を打ちました。「このチームを選んだことに全く後悔はない」と確信しました。試合後のヒーローインタビューを辞退した理由について、「ファンの前に出るからには、昨年のような“明るいレイエス”でありたい」と述べました。本拠地での連敗を5で止めたレイエスは、「もっと打ってから絶対にファンの前に出ます」と約束しました。

鈴木誠也「手首の痛みも吹き飛ぶ思いで…」2安打でカブスを首位キープに貢献 指揮官も信頼「打撃力に期待」

カブスの鈴木誠也外野手(30)は25日(日本時間26日)、地元で行われたフィリーズとの試合に「3番DH」として出場し、5打数2安打を記録しました。22日に右手首の痛みが再発して1試合を欠場しましたが、休養を挟んで見事に復帰を果たしました。3回と6回には「甘い球を狙っていた」という言葉通り、左翼線に二塁打を放ちました。試合後には冗談を交えながら、「手首、吹っ飛べって思いで打った」と振り返っていました。 試合は悪天候の影響で2時間10分遅れて開始されましたが、カブスは序盤から少しずつ得点を重ね、5人の投手による見事な継投でフィリーズの強力打線を封じ込めました。これで3連勝となり、地区首位の座を維持しています。監督のカウンセル氏も「鈴木誠也のバットスイングは一撃で長打になるからね」と信頼を寄せていました。

森保監督、柏のボランチ熊坂に「長短のパスを使い分ける特技を持つ。大きく展開を変えるパスが出せる」** **

** サッカー日本代表の森保一監督(56)は、26日に行われた明治安田J1リーグ第12節の柏レイソル対アルビレックス新潟戦を三協F柏スタジアムで視察しました。この試合は、リーグ上位に位置する柏と、下位に沈む新潟との対戦でしたが、試合内容は互角と言えるものでした。むしろ、新潟側が勝利しても不思議ではない展開でした。試合後、森保監督は「Jリーグらしい試合で、順位に関係なく均衡した試合だったと思います」と率直な感想を述べました。新潟の先制得点は、現在注目を集める柏の大型ボランチである熊坂光希選手が自陣でボールを失ったことから、ペナルティキックに繋がりました。7月に開催される東アジアE-1選手権での日本代表入りが期待される熊坂選手について、森保監督はその場面について尋ねられると、「彼一人の問題ではなく、得点の場面では様々な要素が絡んでいます。そうした流れの中で、多くの選手が関与しています。得点も失点も複合的に生まれるものです。質問に対する私の答えとすると、失点に絡んだ選手がリカバリーで挽回し、得点に貢献する姿勢が見受けられます。その後のプレーで取り返すためのエネルギーが高まり、チーム全体にとってプラスになります。ミスは誰にでも起こり得ますが、その後が大切です。こうした姿勢が見られて良かったです」とコメントしました。さらに、「熊坂選手は長短のパスを使い分けることができ、一気に試合の流れを変えるパスを出せるという特技を持っていると思います」と評価しました。また、Jリーグでは予算規模が大きく異なるチーム同士でも、均衡した試合が展開されることが多く、それが今シーズンの上位争いを白熱させています。この現象について、森保監督は「予算規模に関係なく、均衡した戦いができるのは、日本やJリーグの面白い特徴です。例えば、ドイツではバイエルンやドルトムントなど予算規模が大きいクラブが常にトップ争いをしているのに対し、日本では簡単に差がつかない。これは私自身も興味深く感じています」と笑顔で話しました。

ドラゴンゲート元社長の岡村隆志氏の訃報―「デビルマン」として親しまれた岡村氏が60歳で逝去

プロレス団体ドランゴンゲートの元社長であり、岡村道場の代表師範を務めた岡村隆志(おかむら・たかし)氏が4月25日に亡くなりました。60歳でした。長らく療養生活を送っていた彼の葬儀は、本人の意向により家族葬で行われる予定です。また、後日「岡村師範を偲ぶ会」が開催されるとのことです。 岡村道場で副代表を務める坂岡充敏氏は、SNSを通じてこの悲報を伝えました。 「以前より療養中でありましたが、本日(25日)、令和7年4月25日に60歳で逝去いたしました。この場を借りて慎んでお知らせします。」 「誠に勝手ながら、故人の希望により葬儀は家族のみで行われます。また、ご弔問やお香典、供花に関しましても、ご辞退させていただきます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」 岡村氏は1964年(昭和39年)9月4日生まれ。1986年と1989年の全日本空手道選手権で準優勝を果たしました。1994年に武輝道場で格闘技団体WARにデビューし、「デビルマン」の愛称で親しまれ活躍しました。1999年には、34歳で闘龍門JAPANの社長に就任し、その後2004年にDRAGON GATEと改称しました。 2018年には病気療養のため、代表の座をCIMAに引き継ぎました。その後は神戸市にある岡村道場の総本部で代表師範を務めていました。 K-1の創設者で正道会館館長の石井和義氏(71)も岡村氏の死を悼むコメントを残しました。過去の投稿も話題になり、2024年7月14日にX(旧ツイッター)で「数々の武勇伝を一緒に体験した。信じられない話で盛り上がったが、危ない話が多くて笑った」と振り返り、岡村氏の近影を添えていました。

【巨人】8回に4失点、阪神戦で77年ぶりの開幕5連敗 阿部監督「ほぼ負けの流れに」

巨人は再び逆転され、2連敗となった。今シーズンの阪神戦では5戦全敗という結果に。開幕から引き分けを挟まずに5連敗を喫するのは、一リーグ時代の1948年以来、実に77年ぶりのことだ。 試合は、得点を奪いながらも相手に追いつかれる展開であった。1回、1アウト一、三塁から岡本和真選手(28)の犠牲フライで先制。しかし、その直後に同点に。4回にも岡本選手の内野ゴロで追加点を得たが、5回で再び同点にされた。先発の石川達也投手(27)は粘り強く投げたが、4回3安打1失点でマウンドを降りた。 その後は両チーム無得点で進行。8回、1アウト満塁のチャンスを活かせずキャベッジ選手と大城卓選手が凡退。それに対し、裏のイニングでは田中瑛斗投手(25)が大山選手に勝ち越しの二塁打を打たれるなど4失点し、接戦で負けた。 阿部慎之助監督は「8回表が全てだった。そこでもう点を取れなければ、試合の流れとしてほぼ負けになる」と振り返った。石川投手の交代については、「いつもあの球数になると急に落ちたりする。いいタイミングだと思って交代した」と述べた。 27日の3連戦最終試合に向けて、「明日は総力戦で。必ず勝利を持ち帰りたい」と決意を語った。

【阪神】1000試合出場大山V打で最長6連勝!最多貯金6!2リーグ制後初の巨人戦開幕から5戦5勝

この日1000試合出場を達成した大山悠輔内野手(30)の決勝打で、阪神が今季最長の連勝を6に伸ばした。貯金も最多の6となり、2位広島も敗れたため、ゲーム差は1・5に。今季の巨人戦連勝も5に伸ばし、2リーグ制後では初の開幕から5戦5勝となった。先発のデュプランティエが初回先頭の泉口から連打を浴び、今季の巨人戦5試合目で初めてリードを許す展開となったが、すぐに追いついた。その直後の1回裏、先頭の近本が左前打で出塁すると、2死二塁から4番佐藤輝明内野手(26)が右翼へ同点の適時二塁打。4回に再び勝ち越しを許したが、5回2死二塁で代打渡辺諒内野手(29)が中前適時打を放ち、再び同点に追いついた。2-2のまま迎えた8回1死で、森下が遊撃への内野安打を放ち敵失も誘って二塁へ。佐藤輝は申告敬遠となり1死一、二塁から、大山が田中瑛のシュートをはじき返し、左翼線へ勝ち越しの適時二塁打。ホームインした森下も、三塁ベース上の佐藤輝も手をたたき大喜び。さらに前川が申告敬遠で1死満塁から、坂本誠志郎捕手(31)が左翼への2点適時二塁打を放ち、小幡竜平内野手(24)の中犠飛もありさらに3点を追加した。これで阪神は20日広島戦(甲子園)から6連勝。リーグ王座奪還を目指す虎が乗ってきた。【関連記事】阪神ニュース一覧

豊昇龍、食あたりに遭っていた…前日苦しむも稽古20番で復調アピール サザン初心者もバレた

大相撲の横綱豊昇龍(25=立浪)が、食あたりに遭っていたことを打ち明けた。26日、横浜市で行われた巡業に参加。朝稽古では、ともに平幕の豪ノ山、平戸海を相手に連続20番取って14勝6敗だった。相撲を取る稽古を行うのは、23日に茨城・常総市行った巡業以来、3日ぶり。ただ、相撲を取らなくても、ぶつかり稽古で胸を出したり、土俵下で基礎運動を繰り返したりと、3月30日から始まった今回の巡業中、朝稽古の時間はしっかりと汗を流すことが多かった。それが前日25日は、土俵下で稽古を見つめる境川巡業部長(元小結両国)らにあいさつしただけで、すぐに土俵周りから姿を消していた。この日の稽古後、前日について「腹が痛かった」と、下痢の症状などに苦しんでいたと説明した。まだ完全に諸症状が消えたわけではないが、大幅に快方に向かい、高熱だったわけでもなく、この日は相撲を取ったという。腹痛の原因について「中華(料理)を食べたんだけど、そこから…」と、24日の夕食後から、一気に体調を崩したと明かした。神奈川・秦野市で行われた前日の巡業では、土俵入りや取組など、出番はこなした。だが支度部屋では、ふとんをかぶって寝込む時間が長かった。そこから一転、この日の稽古は「攻めてくる相手を選んだ」と、立ち合いからの速攻に定評のある豪ノ山、平戸海を相手に、ともに7勝3敗。「思ったこと(稽古)をやれてよかった。休むわけにはいかないから。場所も近いし。あと1日。頑張って終わらせたいよね」と、今回の巡業も残すは27日だけで、横綱として臨んだ初の巡業を完走したい責任感をにじませた。朝稽古後は、豊昇龍と付け人専用の支度部屋が用意され、大音量でサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」を流していた。サザンオールスターズといえば、出身が神奈川県茅ヶ崎市で、横浜市からもほど近い。そんなシチュエーションも関係して“ご当地ソング”ともいえる曲で、気持ちを高めているのかと思いきや「えっ!? これ、サザンなんだ?」と、まさかのサザンオールスターズ初心者。代表的な曲を選んで聴いていても、ピンときておらず、笑い飛ばしていた。休場明けで復調した姿を見せたい夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)。体調こそ一時的に落ち込んだが、気持ちの面では、落ち込んでいる様子はなかった。