【阪神】掛布雅之氏が江夏豊さんのサプライズ来場の裏話を語る「ちゃんとしないと大目玉を食らう」

阪神の掛布雅之OB会長(69)は感無量の様子でした。今年のシーズン中、4回に分けて行われる球団創設90周年記念イベント「Tigers Legends Day」の第1回目が開催されました。ファーストピッチセレモニーの参加者として掛布氏と田淵幸一氏(78)の2名が発表されていましたが、江夏豊氏(76)が試合前のセレモニーにサプライズで登場しました。
体調が心配されていた江夏氏ですが、OB会長の掛布氏は球団と協力して彼の来場を可能にする方法を模索していました。
「僕がちゃんとしますから」と電話で呼びかけると、江夏氏は「おまえがちゃんとするなら行くよ。暖かくなったら、体調を考えて(行けるか)考えるよ。」と答えました。それが今日実現しました。奥様も心配されていましたが、江夏さんが行くと言ったら必ず来る方です。電話で約束したことをきちんと守ってくださり、感謝していますと明かしました。
慕ってやまない江夏氏の車いすを押したりと、終始献身的に行動しました。
「最後までフォローしないと大目玉を食らいますので(笑い)。とても優しくなられていて、すごく怖い先輩でしたので、少し寂しい気もします。でも、江夏さんにはよく怒られて成長しましたので」と、懐かしむように語りました。