【バレー】西田有志が涙…大阪B終戦「最後の1点取り切れなかった」悔しさ胸に来季リベンジ誓う

レギュラーシーズン(RS)1位の大阪Bが準決勝で同4位の愛知に連敗し、決勝進出を逃した。大阪Bは第1セットを奪われた後、2セットを連取。激戦となった第4セットを落とすと、最終第5セットも一歩届かず敗戦。前日25日の第1戦も制した愛知が、決勝へ駒を進めた。 ◇ ◇ ◇RSを制した大阪Bが、悔しい敗戦で今季を終えた。1-1で迎えた第3セットでは、エース西田有志(25)がサービスエース3本を含む4連続得点を決めるなど爆発。しかし続く第4セットでは、2度のマッチポイントを迎えながらも試合を決める1本が出なかった。第1戦で封じられながらも、この日最多26得点をたたき出した西田は「最後の1点が取り切れなかった」と要所で決められなかったことを悔やんだ。RSでの対戦では、5勝1敗と上回った相手にまさかの連敗。ティリ監督は2戦先勝で勝ち抜けとなる短期決戦への調整に苦慮したことを明かした。「RSとプレーオフは全然別の世界。うまく準備を持っていけなかったところは後悔している」と肩を落とした。ウオーミングアップの際、今季でチームを離れるジェスキーに「今日で終わりじゃないから」と伝え、勝利を確信していた西田は、想定より早い終戦に涙した。「しっかり反省して次に勝ちたい」。悔しさを胸に刻みながら、来季のリベンジを誓った。【永田淳】【バレー】サントリーがストレート勝ちで第3戦へ 1位大阪Bは敗退/SVリーグCS準決勝第2戦