「プラチナ世代」青木香奈子が下部ツアーでプロ初勝利、中村心とのプレーオフで新人対決を制す

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プロ1年目の青木香奈子(25歳=マイナビ)は、中村心(19歳=ヤマエグループHD)とのプレーオフにおいて新人対決を制し、プロとして初の優勝を果たしました。まだ下部ツアーではありますが、この勝利は彼女を新たなヒロインとして躍進させる大きな一歩となりました。

青木は単独首位でスタートし、6バーディー、4ボギーで70をマークし、通算12アンダー、204を記録。一時は後続を3打差で引き離しましたが、終盤の15番から3連続ボギーを叩き、並ばれました。しかし、18番でのプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い、勝利を決めました。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式インスタグラムでは、真っ白なチャンピオンジャケットをまとい、優勝メッセージを寄せました。「大王海運レディースオープンを優勝することができました。今日は少し苦しいゴルフでしたが、プレーオフで勝つことができ、本当に嬉しいです」と喜びを表し、今後については「ステップアップツアーでの2勝目、そしてレギュラーツアーでのトップ10入りを目指し、頑張りたいです」とさらなる飛躍への意気込みを語りました。

ファンからは「青カナ優勝おめでとう 本当に素晴らしかった」「とても強かったです」「今年一番注目しています」などの声が寄せられました。

宮崎市出身の青木は、昨年のプロテストに6回目の挑戦で合格しました。デビュー前から多くのスポンサー契約オファーを受け、9社と契約を結びました。インスタグラムのフォロワー数は8万人を超え、今注目を浴びるルーキーのひとりです。同じ01年度生まれの「プラチナ世代」には、古江彩佳、西村優菜、吉田優利、安田祐香などがいます。

今シーズンのレギュラーツアーでは4試合に出場し、2試合で予選を通過。デビュー戦となった3月の「Vポイント×SMBC」では13位と健闘しました。下部ツアーであるステップアップツアーでは2試合目で頂点に立ちました。ルーキーとしては、先週の「フンドーキンレディース」を制した水木春花に続き、2人目の優勝者となりました。

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